『静かなるドン』徹底特集!! ーキャラクター(新鮮組)ー
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東日本を牛耳る一大組織・新鮮組
東の新鮮組は、西の鬼州組と日本列島を二分する極道の巨大勢力。新鮮組の三代目を継いだ近藤静也には、忠誠を誓った配下たちがついています。一方、総長の座をめぐり跡目を狙う幹部も現れて……!? 構成員1万人を誇る一大組織の全貌に迫ります。幕末に活躍した新選組の隊士にちなんだネーミングにも注目です!!
新鮮組に忠誠を誓う者たち
鳴戸竜次(なるとりゅうじ)
新鮮組系鳴戸組の組長。先代の近藤勇足の代から、新鮮組に忠義を尽くしています。近藤静也が三代目となる頃には、貸元頭に昇進。新鮮組一の伊達男で、博打が三度の飯より大好き。静也は鳴戸の豪放磊落な性格に惚れ込んで、いつも側に置いています。
龍宝国光(りゅうほうくにみつ)
新鮮組系鳴戸組の二代目組長。「手に入れた者は天下を制す」と言われる実力の持ち主。全国の組織から引く手数多の中、鳴戸竜次に惚れ込んで子分となっています。早撃ちが得意のガンマンで、新鮮組でも指折りの美男子。一見クールですが、義侠心にあつい男です。
猪首硬四郎(いのくびこうしろう)
堂々たる体格の新鮮組突撃隊長。近藤静也のボディガード的存在。静也を「若」と呼んで、幼少期から側に仕えています。戦闘の際には、巨大なヴァルカン砲を肩に担いで暴れ回ります。一見すると強面ですが、静也と秋野の仲を見守るなど、心優しき好漢です。
乳栗一角(ちちくりいっかく)
生倉会系温泉一家組長。親分の生倉新八より近藤静也を敬愛。さらに下着デザイナーとしての近藤静也のファンであり、ボツとなった下着をアパートの押し入れに収集している変わり者です。乳栗の急所は乳首で、必殺攻撃は相手の乳首をペンチでつねる“乳栗アタック”。
総長の座を狙う者たち
生倉新八(なまくらしんぱち)
新鮮組系生倉会会長。「完全卑劣知性体」「物欲」などの異名を持つ人気キャラ。新選組剣士・永倉新八が由来のネーミングにも関わらず、ケンカに弱い男です。野心家の妻・志乃、男遊びに奔放な長女・豊美、両親に似ず聡明な長男・虎太郎など、家族の設定もユニーク。
小林秋奈(こばやしあきな)
生倉会初代突撃隊長。会長の生倉との掛け合いで、読者を笑わせるギャグ要員。突撃隊長でありながら、気弱な性格で戦闘は苦手。唯一の特技が、敵の弾丸を飛んでかわすこと。「横っ飛びの小林」の異名の通り、アクロバティックなポーズで笑わせてくれます。
肘方年坊(ひじかたとしぼう)
新選組、鬼の副長・土方歳三が由来のネーミング。生倉新八とともに、新鮮組の二大派閥を形成し、近藤勇足亡き後には、生倉と跡目を争っています。武闘は苦手で、肝心な場面では生倉と同様役に立ちません。現実的な性格で、ボケの生倉に対する突っ込み役。
新鮮組を支える者たち
斉藤 始(さいとうはじめ)
新鮮組の客分で、孤高のアウトロー。幕末の剣士・斎藤 一が由来のネーミング。近藤勇足の代には、盃(さかずき)を固辞していましたが、静也の器の大きさには感服。彼の盃を望むも、組織に縛りたくないという静也の意向で客分となっています。
大久保竜造(おおくぼりゅうぞう)
新鮮組系関東正気会の会長。新鮮組先代総長の近藤勇足と義兄弟だったことから、静也が三代目に就任した際には後見人となっています。若い三代目を案じ、何かと新鮮組本部へ足を運んでいます。「斬る」が口癖で、酒に酔っては抜刀して大暴れ!!
沖田寝多(おきたねた)
沖田組初代組長。新選組隊士の沖田総司が由来で、「起きた」「寝た」というダジャレを込めたネーミング。冗談のような名前とは裏腹に、組で唯一の冷静なキャラクター。若くして新鮮組幹部となった実力の持ち主でしたが、非情な運命が彼を襲います……。
清川一郎(きよかわいちろう)
六本木陰獣会二代目会長。「東大卒」と称していますが、実際は勉強嫌いのあまり、“東大で卒倒した”というのが真相という、憎めないキャラクター。近藤静也の盃を受けていますが、下着メーカーに勤める彼の姿に幻滅……。鬼州組に寝返って、騒動を起こします。
岩倉(いわくら)
六本木陰獣会の特攻隊長。六本木陰獣会の先代の頃からの精鋭です。先代より「人は落ちるが、かわいくって仕方ねぇ」と、若き二代目である清川一郎に忠義を尽くしています。普段は迫力のある顔をしていますが、清川を前にすると顔も自然とほころびます。
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執筆:メモリーバンク
©新田たつお/実業之日本社