『日替わりウィッグの桂さん』素顔ならぬ素髪が見たい！普通男子×変幻自在ガールの尊すぎる恋
「髪は女の命」といわれるほど、一般的に髪の毛は女性の象徴とされてきました。もちろん切っても命は取られませんが、女性の印象は髪が左右すると言っても過言ではないかもしれません。ちょっと気になっている人が髪型を変えてきたときにドキッとした経験、ほら、あるでしょう？ 髪は変化に気づかれやすいパーツ。以前とは違う髪型のギャップから恋心が芽生えたことだって、一度や二度はあるはず！
渡りに船先生の『日替わりウィッグの桂さん』は、そんな髪から距離が縮まる一風変わった恋愛ストーリーなのです。
気になるあの子の今日の髪型は？
月火水木金…毎日違うウィッグで学校へ来る桂さん。誰も彼女の本当の髪型は知りません。
『日替わりウィッグの桂さん』©WatariniFune 第1巻より
そんな桂さんの存在が気になるクラスメイトの木田樹。あるとき廊下で桂さんとぶつかってしまい、とっさに「今日のツインテールかわいいね」と口に出してしまいます。
『日替わりウィッグの桂さん』©WatariniFune 第1巻より
「これ、ツーサイドアップです」と冷静にツッコミを入れる桂さんですが、その顔はどこか嬉しそう…？おまけに、翌日には初めて2日連続で同じウィッグをかぶってきます。
『日替わりウィッグの桂さん』©WatariniFune 第1巻より
意味深な視線を送る桂さんにドキドキしっぱなしな樹。ここから、2人のもどかしくもチャーミングな恋愛が始まっていくのです。
気になるけど”見ない”やさしさ
桂さんの冗談や突拍子もない行動に振り回される樹でしたが、次第に2人で話すことも増えて距離が縮まっていくのを実感します。
そんななか、樹の友人・小野の提案により、桂さんたち女子グループと旅行へ行くことに。いつものひと癖ある髪型とは違い、今回は正統派の黒髪ロングでやってきた桂さん。
『日替わりウィッグの桂さん』©WatariniFune 第1巻より
そんな桂さんに「髪型も服も全部かわいいね」と伝える樹。なんだかいい雰囲気の2人は、旅行先の海でも2人きりの時間を過ごします。
ボートで2人の空間を楽しむ桂さんと樹。しかし、バランスを崩した桂さんがそのまま海の中へ落ちてしまう事態に。海ではウィッグを装着できないため、水泳帽を被って完全防備だった桂さん。顎下で結んでいた紐がほどけてしまい、素髪があらわになる危機が…！
『日替わりウィッグの桂さん』©WatariniFune 第1巻より
必死に抑える桂さんをみた樹は、あわてて反対方向を向き、なんとか見ないよう漢気を見せます。
『日替わりウィッグの桂さん』©WatariniFune 第1巻より
そんな樹の姿に、桂さんは安心したような、何とも言えない表情を浮かべるのです。
今日はどんな桂さんが見られる？
グラデーションヘアやシンデレラヘア、ベリーショート、アフロ、まさかの昇天ペガサスMIX盛りなど…。今日も桂さんの髪型は個性に溢れています。
渡りに船先生のおまけまんがでは、髪型のバリエーションを考えるのが大変！なんて裏話も。遊び心満載の桂さんと樹のキュートなラブコメに、ぜひ注目してみてください。
