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『戦闘メカ ザブングル アナザー・ゲイル』田中むねよし先生のコメントも到着!蒼き疾風を感じる待望のコミカライズ

ある人にとっては懐かしく、ある人にとっては新しい。

1982年に放映が始まったアニメ『戦闘メカ ザブングル』の40周年記念コミカライズ作品『戦闘メカ ザブングル アナザー・ゲイル』が大人気連載中です!

戦闘メカ ザブングル アナザー・ゲイル 田中むねよし 原作・富野由悠季 鈴木良武

主人公ベルが外洋修理船「ビスケイン」のクルーと共に荒野を旅しながら、すべてが生まれた源とされる「海」を目指します。

ビスケイン号で眠っていたザブングルと運命の出会いを果たしたベル。

1人と1機はどんな未来を歩むのでしょうか。

『戦闘メカ ザブングル アナザー・ゲイル』、怒濤のごとき新作の始まりです!

令和にザブングル!溢れる驚きと喜びの声!

やはり今作のいちばんのファンは40年前に旧作アニメを楽しんでいたあの頃の少年少女たちでしょう。

そしてコミカライズを執筆する田中むねよし先生こそ、18歳の当時ザブングルに心を奪われていたファンの1人でもあるのです。

(中略)3連バズーカを発砲したザブングルが反動で後方に飛ぶ、といった今では当たり前の描写だって、当時は「こ、これです!」という感じだったのです。

田中むねよし先生談 サンライズワールドコラムより引用

そんなザブングル愛溢れる田中先生だからこそ!な、旧作アニメの香りを新作コミカライズの世界にマッシュアップするという粋な演出が随所にほどこされています。

「あれ、こんなんだったけ」より「おお、こんなんだったよなぁ」

例えばこの黒いゴーグルの男。

アニメファンならあの人の面影を重ねてしまうのではないでしょうか。

こちらの女性(ウィッシュボーン)からは田中先生が推しだと語るグレタの遺伝子をそこはかとなく感じ…ませんか!?

次回へ続くときのこんなセリフも、アニメファンはビビビッとしびれるはず!

そうそう!ザブングルってこんな感じだった!と旧知のファンに喜んでもらうこと。

そんな思いで仕込まれたセルフパロディですが、コミカライズからの新規ファンもついつい元ネタを検索したくなる絶妙なフックとなっているのです。

今だからこそのコミカライズ

ザブングル世界を読み解くキーとなるのが、支配階級民「イノセント」と一般民「シビリアン」の隔たりです。

荒野の険しい環境でイノセントに隷属しながら暮らしていたベルもまた、悲しき思いを秘めているのではないでしょうか。

今作で描かれる支配するものとされるものの二極化は、現実世界の風刺画とも受け取れます。

そんな鬱屈とした世界を夢に向かって駆け抜けるベルとザブングルの姿が、私たちに希望を与えてくれるのかもしれません。

「それでも生きていく」キャラクターたちが、うるさくて油臭くて野蛮なメカを手なずけながら荒野を旅するというドラマに、読者のみなさんが日頃日常背負ってらっしゃる面倒くささを一瞬でも軽く感じていただければ嬉しいです。(田中むねよし先生より戴いたコメントより)

月に1度のお楽しみ!見逃し要注意!

『戦闘メカ ザブングル アナザー・ゲイル』の更新は月に1度!

無料公開されるのは最新話と1話のみのため、絶対に見逃し厳禁です。

最新話の無料公開期限はeBigComic4作品ページからご確認くださいね。

執筆: ネゴト / あまみん

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