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宇宙にある洗濯屋『サテライト・コインランドリー』ほのぼのメルヘンな癒されるマンガ洗濯屋はきっと人生の交差点

『サテライト・コインランドリー』は著者にわかあめ(よよはち×ナツノアメ)先生が描く、宇宙の片隅にあるコインランドリーのマンガ。可愛らしくほのぼのとした世界観に、絵本の中に入ってしまったかのように癒されます。

こんにちは(こんばんは)! ライターのカリス魔王TKと申します。本日紹介するのは『サテライト・コインランドリー』です。

宇宙にある洗濯屋さんには色々なお客さんが来ます。服についた様々な汚れからはまるで色々な生活や人生が見えてくるようです。

そんな『サテライト・コインランドリー』は2023年1月23日にKADOKAWAよりコミックが発売。著者は原作担当のナツノアメ先生と作画担当のよよはち先生。二人合わせて、にわかあめ先生です。

サテライト・コインランドリー 1
サテライト・コインランドリー 著者:にわかあめ(よよはち×ナツノアメ)

宇宙の片隅で

宇宙の片隅にあるサテライトコインランドリーで働くバイトのキリミちゃんと店長のクマさん。水の豊かな惑星にあるこのランドリーには洗濯のために色んなお客さんたちがやってきます。大きいのから小さいのまでそれはもう色々。

当然、宇宙規模なので地球なんかよりも生地の種類も多そうです。となると洗剤選びや洗い方だけでも一苦労。でもそんなときのために、キリミちゃんや店長さんがいるのです。

絵本のような世界観に癒されながら、一方で読んでいると色々な考えや気持ちが浮かんでくる作品でもあります。例えば、様々な汚れを落としにやってくるお客さんたち、そこにはなんだかそれぞれの生き方が垣間見えるような気がするんです。

生きていれば汚れるもの

例えば、第1話でやって来る大きな雪だるまのようなお客さん。デートに勝ちたくてトンカツを食べたら、ソースで勝負服を汚してしまうんです。気合い入れて縁起担ぎって気持ちはわかるけど、ちょっと笑ってしまいますよね。

そんな風に色んなお客さんが来るんですが、僕が紹介したいのはワタクラゲのお客さんがくるエピソードです。

ワタクラゲたちはとってもマイペース。開店時間の1時間前にやって来ちゃうし、店内でも自由奔放でキリミちゃんたちも大変そうです。

寝たいときに寝て、食べたいときに食べる。そんな風に生きるワタクラゲたちを見ているとなんとなく羨ましく思えてくる。

それはどこか今を窮屈に感じているからかもしれません。そんなときはワタクラゲのようになって、自由にマイペースにすごす日があってもいいかも、なんて思えてきます。

浮かせてきれいに

とはいえ、大人になってしまった(またはなり始めた)僕らは早々好き勝手にはできないかもしれません。けれど、たまにはそういう自由な日があってもいいかもしれませんね。

と、こんな風に様々なお客さんの汚れを通して人生や生き方が垣間見えてくる。コインランドリーって、まるで人生が行きかう交差点のようです。

『サテライト・コインランドリー』は物語を通して読者の中にあった色んな考えや気持ちを浮かび上がらせて癒やしてくれるマンガです。

みなさんも『サテライト・コインランドリー』を読んで、あなたの奥に染み込んだものを浮かせて洗ってみてもいいかもしれませんね。

というわけで本日はこのあたりで。クリームソーダとかフロートって氷だけ最後に残っちゃいません? ライターのカリス魔王TKでした。ではまた。

執筆:ネゴト / カリス魔王TK

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