おうちでもキャンプ気分!人気漫画『ふたりソロキャンプ』のパスタで作る簡単パエリア「フィデウア」
【読んでおいしい!グルメ漫画 Vol.6】
ここ数年、実写化もされ注目を集めている漫画ジャンル「グルメ漫画」。読むだけでも面白く、載っているレシピを再現しても楽しいですよね。本連載では、そんなグルメ漫画を、毎月ピックアップしてご紹介します。
今回ご紹介するのは、ソロキャンパー二人が、一緒にキャンプと料理を楽しむ『ふたりソロキャンプ』(©️出端祐大/講談社)です。
『ふたりソロキャンプ』って、どんな漫画?
『ふたりソロキャンプ』1巻より ©出端祐大/講談社
主人公は樹乃倉厳(きのくら げん)、自然をこよなく愛している「生粋のソロキャンパー」の34歳。単独でテントをたて、孤独を楽しむソロキャンプを趣味にしています。
『ふたりソロキャンプ』1巻より ©出端祐大/講談社
そんな厳は、あるキャンプで草野雫(くさの しずく)という20歳の女性と出会います。せっかくのソロキャンプを邪魔されるような出会い方で、第一印象は最低…。それでもトラブルに見舞われていた雫を放っておけず、世話を焼くことになります。
『ふたりソロキャンプ』1巻より ©出端祐大/講談社
このときが初めてのソロキャンプだった雫は、一方的に厳を師匠と仰ぎ、「ふたりでソロキャンプ」することを提案。乗り気でなかった厳は、なかば雫に脅されるような形で、ふたりソロキャンプを始めることになります。
この漫画は、厳と雫のふたりソロキャンプを中心に、さまざまなキャンプの形を楽しみながら読むことができるキャンプグルメ漫画です。
キャンプも、キャンプめしにも詳しくなれる!
『ふたりソロキャンプ』1巻より ©出端祐大/講談社
この漫画の見どころは、厳の豊富なキャンプ知識。ギアの選び方やキャンプ場でのマナーなど、初心者の雫と一緒に、厳の生徒になったような気分でキャンプ知識を学べます。
『ふたりソロキャンプ』2巻より ©出端祐大/講談社
キャンプの調理器具比較や、焚き火に関するギアの説明もありますよ。
『ふたりソロキャンプ』1巻より ©出端祐大/講談社
そしてもうひとつの見どころは、調理師志望の雫がつくるキャンプめしの数々。食材の運搬や後片付けなど、キャンプならではのポイントを抑えつつ、バラエティ豊かなメニューがどんどん出てくるので、次は何かな? と楽しみに読み進められます。丁寧なレシピもついているので、キャンプで実践したい方にも便利!
『ふたりソロキャンプ』1巻より ©出端祐大/講談社
厳しいことを言いつつ、雫のごはんで顔がとろける厳さんがかわいいです!
パスタでパエリア!「フィデウア」を作ろう
『ふたりソロキャンプ』7巻より ©出端祐大/講談社
今回は『ふたりソロキャンプ』7巻から、家にあるパスタで作れる簡単パエリア「フィデウア」をご紹介します。雫はアヒージョで残ったオイルをリメイクして作っています。
『ふたりソロキャンプ』7巻より ©出端祐大/講談社
お湯を沸かしてコンソメを入れ、シーフードミックスを入れてひと煮立ちさせます【A】。アヒージョのオイルが残ったスキレットに、パスタを折りながら入れましょう。
『ふたりソロキャンプ』7巻より ©出端祐大/講談社
玉ねぎとマッシュルーム、舞茸を入れて炒めたら、【A】とトマトソースを加えてかき混ぜ、ふたをして中火で5分。パプリカを足したらさらに5分加熱し、ふたをとって強火で水分を飛ばしたら完成です!
生ハムや鶏肉でもフィデウアが作れる!
なんとクックパッドにも、フィデウアレシピが約39品ありました(2021年10月4日現在)。
シーフードのほか、生ハムや鶏肉を使ったレシピも。お米で作るパエリアとはまた違ったおいしさを体験したい方は、ぜひレシピを検索してみてください。
作中ではスキレットを使っていますが、一般的なフライパンでもおいしく作れます。 見た目が豪華で難しそうに見えるかもしれませんが、作ってみると以外に簡単!どうぞ気軽に試してみてください。
本作では、フィデウアのほかにもさまざまなキャンプめしが登場します。「缶つま」と呼ばれる、缶詰をアレンジしたおつまみや、今話題のホットサンドメーカーを使った料理、お手軽なレトルト食材のアレンジなど、自宅のごはんでも参考になる料理が盛りだくさんです!
キャンパーの方はもちろん、キャンプの予定がない方も楽しめる漫画ですよ。
(クックパッドニュースより転載)