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『那月くんは誰のモノ。』第一部完結記念!吉野あずま先生インタビュー

傷心の塾講師×訳アリ不良男子の純愛。『那月くんは誰のモノ。』がついに第一部完結。作者の吉野あずま先生にお話を伺いました。

那月くんは誰のモノ。 著者:吉野あずま

――自己紹介をお願いします。

BL漫画描きの吉野あずまです。
BLfrancの立ち上げから作品を描かせていただいています。
その時は、お城の擬人化を描いていました。

――描き始めたきっかけ、デビューのきっかけを教えてください。

同人で創作BLを描いていてそこからお声掛けいただいて…という感じです。

――本作執筆のきっかけを教えてください。

前に描いていた「夏木くんはボクのもの。」の当て馬の朱堂先輩がお気に入りでスピンオフを描きたいと担当さんにお願いしたところ今回の連載に繋がりました。
朱堂は雄也のことが大好きだったのでその雄也への気持ちが吹っ切れるくらいのキャラを作らなければという気持ちで那月が生まれました。
名前や見た目は夏木雄也に寄せていますが、同じ子にならないように教師だった雄也とは対照的なヤンキー設定にしました。
以前からヤンキー受けが描きたかったので念願叶いました(笑)

――第一部が完結した今の心境を教えてください。

今作は、なかなかえっちな場面が描けなかったので、やっと描けました!(笑)
二人が幸せになったんだからここで終わりでもいいんじゃない?という気持ちもありますが、両思いになってからの二人…
特に朱堂の那月溺愛ぶりを描くのが今から楽しみです♡

――第一部が完結した今、キャラクターたちに声をかけるとしたら、どんな言葉をかけますか。

やっと那月の気持ちが朱堂先生に届きました!良かったね。
朱堂先生DT卒業おめでとう~!魔法使いにならなくて良かったです(笑)
お幸せに…と言いたいところですが、まだまだハッピーエンドはお預けです(笑)

――描いていて楽しかったシーンなどあれば教えていただきたいです!

那月の表情や朱堂の斜め上をいく行動を描くのが楽しいです。若干、朱堂が振り回されてる感があるのが個人的にとても好きです。
あと、私当て馬など悪役を描くのが好きなので煌牙や田方が登場するシーンはノリノリで描いてます♪

――本作を一言で表すとすればどんな言葉ですか。

過去にトラウマを抱えた朱堂と那月を応援するお話です。

――作品のアイディアを思いつくときはどんな時ですか。

けっこう寝る前とか布団に入っているときに「これ良いじゃん!」と思いつく時がありますが、すぐにメモらないので起きたら忘れていることもあります^^;

――作品を作る時に、最初に始めることは何ですか。

私は、キャラを作ってから話を作るタイプなのでまずは描きたいキャラクターを考えます。
一人の人間の人生の一部を描くつもりで作品に出すか分からないけど、詳細なプロフィールを作っています。

――キャラクターを描くときに気を付けていることなどありますか。

見た目や性格がぶれないように気を付けていますが、那月のピアスの数を間違えました^^;
けっこう初期の段階で間違えていますので良かったら確認してみてください(笑)

――キャラクターを描くときにどこの部分から描きますか。

全体のアタリを付けてから顔を決めていく感じで描いてます。

――休日、気分転換にすることはなんですか。

寝ます!睡眠大事!!あとは動画配信サービスで映画観ます。

――今ハマっていること(もしくはモノ)を教えてください。

昨年生まれた甥っ子にめろめろです♡ 毎日癒されてます。

――好きな漫画・作品はありますか。

漫画じゃないんですが、昨年読んだ小説で「【最新刊】ハサミ男」がめちゃくちゃ面白かったです。
お話の中に仕込まれた仕掛けが秀逸で読み終わった後、あの時のあの場面はどうだった?と読み返さずにはいられない作品でした。

――今後書いてみたいジャンル、カップリングなど教えてください。

クズな受けが描きたいです(笑)
あと、大学生や普通の会社員設定のキャラを描いたことがないので描いてみたいです。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

朱堂と那月、両思いになりましたがまだまだ続きます。
これからラブラブな二人を描けるのは私も楽しみですが、不穏なの大好きな人間なので穏やかな日々では終わりません。
二人が幸せな結末を迎えられるよう是非応援してください。第二部をお楽しみに!

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