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『愛だなんて言わないから』 配信記念!日暮くれ先生独占インタビュー

日暮くれ先生独占インタビュー

――お名前やご執筆活動の経歴など、自己紹介をお願いできますでしょうか。

日暮くれ先生(以下、日暮先生):日暮くれ(ひぐれくれ)と申します。コミックスに収録している『愛だなんて知らないし』という同人誌で活動を始め、商業作品としては今回のコミックス『愛だなんて言わないから』が大洋図書さまでの初めての連載になります。

――2024年1月6日より電子配信が開始したコミックス『愛だなんて言わないから』について、まずは本作のご執筆のきっかけを教えてください。

日暮先生:『愛だなんて知らないし』は元々続きを考えようと思っていた作品で、連載のご依頼をいただいた際に続編を一案として入れていたところ、採用していただいた形です。

――同人誌『愛だなんて知らないし』を作成されているときに、『愛だなんて言わないから』の構想はもともとあったのでしょうか。

日暮先生:具体的にはなかったです!こんな場面入れよう~、こんな展開になっていくのかな?とふんわ~りした感じでした。八千代と藤次のお話なので、二人が一緒にいれるように、とは考えていました。

――本作はどのようにキャラクターを作られていったのでしょうか。

日暮先生:作品によって違うのですが、本作は「結婚式で泣いている男の人」を描いてみようと思ったところから、何があったんだろ?どういう人なんだろ?と考えていきました。

――藤次・八千代・聖人の3人の名前の由来をお聞かせください。

日暮先生:由来…、先にビジュアルが出来たので、色々と名前の候補を挙げてみて、しっくりくるものを選びました。

――過去から現在、現在から過去への場面移りが自然に描かれているのですが、なにか気を付けたことはありますか。

日暮先生:そう言っていただけてとても嬉しいです。過去と現在を行き来する描写が多いので、意識はしていたと思いますが…、頭の中にある映像をなるべくそのまま落とし込みたい!と思っていました。まだまだ模索中です…。

――『愛だなんて言わないから』に「幻のクリームあんパン」が出てきますが、藤次・八千代・聖人をパンで例えると?

日暮先生:(笑)パン!藤次はあんぱん?八千代は、食パン?聖人は…、シナモンロール?オレンジデニッシュ…、パン・オ・ショコラ……、なんかオシャレなそうなやつで(笑)理由はありません!思いついたやつそのまま答えました!

――描いていて楽しかったシーンなどあれば教えてください。

日暮先生:いぬ…?いぬが好きなので…。あとは、浮かんだシーンがそのまま出力できるときは楽しいです。

――雑誌「CRAFT」にて『ゲレンデマジック101 号』を連載中(2023年12月現在)ですが、こちらについて作品紹介やオススメポイントがあれば教えてください。

日暮先生:のんびりと連載をさせていただいてます。大学時代からの友人で、性格も価値観も違う二人がゲレンデマジックにかかって一夜を共にするところから始まるお話です。二人の関係は恋愛になるのか、どうなのか…、見守ってください!

――先生のカラーイラストは作品によって雰囲気が違っていて素敵です。カラーイラストで心がけていることなどあれば教えてください。

日暮先生:毎回カラーイラストの描き方を忘れるので、なんかいい感じになれ…!と思いながら行き当たりばったりで塗っています… 伝えたい雰囲気に合うように出来上がると嬉しいです。

――執筆中に“これがないと執筆できない!”というものがあれば教えてください。

日暮先生:コーヒー!ほぼ毎日淹れます。”これがないと!”とは少し違いますが、いただいたお手紙は気持ちが落ちたときなど読み返して元気になってます。

気になる『愛だなんて言わないから』の本編を一部ご紹介!


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