北斗の拳 22巻

北斗の拳 22巻

シャチや赤鯱(アカシャチ)たちの活躍でカイオウの手から逃れたケンシロウ。だが赤鯱は死に、ケンシロウは意識を失ったまま、シャチにかくまわれる。羅将ヒョウは、訪れた街で、ボロとなって身を隠すシャチとケンシロウに出会う。記憶を失ったままのヒョウの脳裏に、ケンシロウの面影が焼きつく。そのころカイオウは、ヒョウの婚約者である妹のサヤカを殺してヒョウを怒らせ、北斗宗家の血を引くヒョウとケンシロウを闘わせようとたくらむ。怒りのあまり魔闘気をまとったヒョウは、カイオウの謀略に乗り、ケンシロウと闘うことになる。よみがえりつつある記憶と魔闘気の狭間で混乱するヒョウは、やがて北斗宗家の拳を繰り出す。しかしその瞬間、シャチの拳がヒョウの胸を貫く――。

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