北斗の拳 15巻

北斗の拳 15巻

ユリアはラオウに連れ去られた。崩れ落ちたユリアの城で、ケンシロウは一時的に視力を失い、海のリハクは負傷する。ユリアとともにいるラオウは、ケンシロウを倒すための鬼の血を求めて、山のフドウとの闘いに向かった。かつてラオウが恐怖した、フドウの狂気がよみがえる。だがユリアによって優しさと哀しみを知ったフドウは、決死の闘いのなか、全身でラオウに哀しみを教えるのだった。フドウの最期を、たどり着いたケンシロウが見守る。そしてケンシロウの元へやってきたラオウの馬、黒王。その背にまたがり、ケンシロウは決戦の地へと向かう。ケンシロウとラオウ、ユリアを愛したふたりの男の宿命の闘いが、いまここに決着――。

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