
2032年7月1日。十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。しかし、彼はある事故をきっかけに“心”だけが三十年前に飛ばされ、今は亡き父親・愁の少年時代の心と入れ替わってしまう。 途方に暮れるナツキに、そっと近づく謎のクラスメイト・緑原瑠依。彼女にはある秘密があってーー。「実は……ナツキくんに言わなきゃいけないことがあるの」 長い長い時を超えて紡がれる小さな恋の回想録。ーー物語は同時刊行の『そして、その日まで君を愛する』に続く。
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2025/4/30 23:59 まで有効
親と心が入れ替わった未来人の息子。
戸惑いながらも時代に適応して生活するなかで、とんでもない事件に巻き込まれる。
親が記録していた悲劇を何とか避けるのだが、それだけでは終わらない。
果たして息子、ナツ...
1990年生まれの父と2020年生まれの息子が、実際に(謎の力で)時代を超えて人生のひと時を交換する物語。
その中で殺人事件があって解決に動いたり、本来は交流の薄かった人と親密になったり、圧倒的歴史...
タイトルは甘々青春ラブストーリーのようではあるが、タイムリープと父子入れ替わりと殺人事件がメイン。あれこれ片付いてから一気にラブ要素が盛り上がる。対のもう一冊のほうも楽しみ。