狼と香辛料VI

狼と香辛料VI

著者:支倉凍砂 イラスト:文倉十

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ホロが口にした、旅の終わり――。ロレンスはそれを説き伏せ、ホロの故郷・ヨイツまで共に旅を続けることを決める。そんな2人の次なる目的地は、海に面した港町・ケルーベ。2人はエーブを追いかけて、レノスの港から船で川を下る。旅の途中、船が立ち寄った関所では、厄介ごとに巻き込まれている様子の少年の姿があった。ロレンスは、図らずもその少年・コルを助けることになる。薄汚れた風貌だが、意外にしっかりとした面を持っており、ロレンスもホロも彼に興味を持ち始める。そして、コルの故郷の話や船乗りたちの噂話を聞く内に、2人はヨイツに関する言葉を耳にする……。絶好調の新感覚エポックファンタジー、シリーズ初の船での旅の物語。狼神ホロ、水を怖がる!?

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