
太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?
- みんなの感想
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2025/4/30 23:59 まで有効
このシリーズには震撼させられてしまう。
繋がりなどなかったはずの栞子と大輔。幾度となくもつれては、栞子の明晰な頭脳で解きほぐされたかのように見える謎…人をとらえて放さぬ強い思念や、年を経て明かされる...
なんだか、久々にビブリア古書堂の世界!
見直してみると、発刊の時期は以下のとおり。
1巻:2011/3/25
〜7ヶ月
2巻:2011/10/25
〜8ヶ月
3巻:2012/6/21
〜8ヶ...