
トップになって二日目に舞台事故で亡くなった50年前の伝説の男役スター・扇乙矢。以後、大劇場の奈落に棲みつく宝塚の守護神ファントムさんとして語り継がれてきた。大劇場では月組トップスター如月すみれのサヨナラ公演の幕が開き、その新人公演の主役に大抜擢された永遠ひかるの前にあらわれた奇跡とは―。男役という稀有な芸への熱いオマージュを込めて中山可穂が情感豊かに描く、悲しく切ない恋愛幻想譚。
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2025/3/31 23:59 まで有効
宝塚を見始めて約10年程になりますが、こちらの作品は宝塚の世界の""リアルとファンタジーの狭間くらいの世界観""として十分に楽しませてもらいました。幾度となく読み返しています。宝塚ファンとしては、ある...
面白かった。夢中で読んだ。
宝塚は2度しか見たことがない(しかも東京公演)、ライトなライトなファンなので、純粋にフィクションとして楽しめた。
何より、中山可穂さんの大袈裟でない妖艶な文体とか、気が付...
つい先日、宝塚の沼にハマってから初めてファンクラブに入会してまで本気で応援していた男役さんのご卒業を見送った。だから、「男役・如月すみれの葬式です」など如月すみれの台詞の数々がファン側として突き刺さる...