
世のため人のためには何一つなさず、人里離れた庵に隠れ住む謎の老人「狐狸庵山人」。風流な世捨人を自称しつつ、実態はひたすらグータラに徹する毎日。しかし持ち前のコドモのような好奇心が疼くや、万年床から脱兎の如くに飛び出し、行く先々で珍騒動を巻き起こしては、人々を呆れさせるのであった……。表題のエッセイ集に「古今百馬鹿」「現代の快人物」も併録して痛快度3倍!
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2025/4/30 23:59 まで有効
友人から薦められて読んだ本。
今までに遠藤周作先生の本は、 「海と毒草」「深い河」を読んでいます。
上記作品はシリアスな小説ですが、
このエッセイはまったくその作品からは 想像がつかないくらい、...
面白すぎます!
「深い河」「海と毒薬」など、シリアスな話だけじゃなくて、ぐうたらで、多少お下品な(笑)話も書くんだーという事を知って、ますます遠藤さんの魅力にとりつかれてしまいました。
ち...
北杜夫先生といえば、遠藤周作先生。−と、考えてしまうのは私だけではない筈。私は狐狸庵シリーズから読んだので、沈黙を読んだ時には驚きました。「これがあの凄く面白くて愉快な遠藤先生の作品?!」普通は逆のイ...