血の轍 (1~5巻セット)
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「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、ついに辿り着いたテーマ「毒親」! 母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと! 読む者の目を釘付けにせずにはおけない、渾身の最新作!!
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レビュー
レビューコメント(37件)
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最新刊まで読了。
毒親って言葉。今でこそよく聞くようになったけど、物語はそんな言葉がまだない時代。
""うちのママ、なんか......""
この、母親に対して抱いた違和感に自責や反発を繰り返す思春...
もやがかったような絵の表現がすごかった。主人公の妄想と現実の境が分からなくなっていく表現描写に恐れつつ、じっとりした綺麗さもあった。あと、やっぱり押見修造の描く少年少女は可愛い。笑った時目が三日月形に...