
男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子(カジマナ)。若くも美しくもない彼女がなぜ――。週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。各紙誌絶賛の社会派長編。(解説・山本一力)
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2025/3/31 23:59 まで有効
<生成り色の細長い建売住宅が、なだらかな丘に沿う形でどこまでも連なっている。>
里佳の親友、伶子の住む町だ。
冒頭からふんわりと柔らかいバターの色のイメージが広がっている。
里佳は週刊誌の記者。...
表紙に引かれて買いました。
最後のページだけ読んで、女性が世の中を渡り歩いていく様な感じのほんだと思い込んでいたあまり、まさかの首都圏連続殺人事件を元にしたという本で驚き。
この手の本はよく読んでいた...
この本を読み通してる途中、本を投げ出してスーパーに行き、バターや明太子を買いました。読みながら我慢できず、明太バターパスタを作り、バター醤油ごはんを食べ、バターケーキを焼きました。こんな読書体験初めて...