庭 No.253 2023冬号

庭 No.253 2023冬号

庭編集部

2,400円(税込)
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古来、日本の庭園では石が多用されてきた。1000年以上前に著された作庭のバイブル『作庭記』の「石を立てん事、まづ大旨をこころうべき也」が、今でもよく引用されるほどである。また、庭園の骨格を決めるのは石材であることは言うまでもないだろう。本特集では、さまざまな産地・石質のものが産出される石材の中でも「庭石」として役割を果たす石材と、特徴的な庭石を使った庭園を紹介する。石材は15種の丁場を訪ね、その特性を明らかにし、また地質図に掲載した石材の分布を表すなど、庭石として用いられている石材の概要の把握も試みた。 ●連載 磐座探訪│第18回 入内(にゅうない)の石神様(青森県青森市入内駒田) 写真・文=須田郡司/巨石ハンター●NIWA COLUMN みどりの力│第37回 音楽とランドスケープデザインとの 組み合わせの可能性 文=林翔太郎/音楽家・Vegetable Record共同代表●NIWA NEWS●美×技│vol.16 福武・小形イズムを再生する試み FUKUTAKE TRES「時の庭」 総合プロデュース=福武美津子 設計プロデュース=武井誠+鍋島千恵/TNA(建築設計) 荻野景観設計(庭園設計)●特集 庭を形づくる素材 庭石 NIWAISHI MATERIALS FOR GARDEN●万成石 万成の家 造園施工管理|造園武●生野石 THE六本木 造園設計・施工|大北美松園●甲州御影・甲州鞍馬 福泉寺 駐車場まわり 造園設計・施工|四季屋●雄勝の石 復興の石積 造園設計・施工|よっちゃんの庭工房●鳴子石 葛岡墓園/滝石組・石積 石積施工|よっちゃんの庭工房●丹波石・丹波鉄平石 丹波篠山の家/石積・景石 造園設計・施工|山一石材● 庭石を知る 地質図から見た庭石分布図 地質学による庭石の分類●庭石と丁場●丁場レポート 開かれた採石場 ―「観光」とともに新しい「場」の役割を探る カネホン採石場/大谷石●NIWA SPECIAL REPORT どこまで進む?造園界のDX●NIWA COLUMN 時代の気分│VOL.37 安定を求めてAIと賢く暮らす? 文=小原直花/伊藤忠ファッションシステム ifs未来研究所 上席研究員●連載 2100年の日本庭園へ│第3回 島根県での取り組み (松江・出雲を中心に) 取材・文=イトウマサトシ/おにわさん●連載 石造文化財の新たな視点 命石をめぐる│第9回 仏岩の石造宝篋印塔 (鎌倉時代後期/長野県長和町) 取材・文=吉田浩志/日本命石協会 代表理事●連載 庭と園藝 社会とコモンズのデザイン論│第6回 学校の庭 文=三島由樹/フォルク●連載 現場で役立つ 職人の知恵と技術│第40回 石積編30│福井の石垣│ 緑色凝灰岩・笏谷石(2) 文=内田 均/東京農業大学グリーンアカデミー講師●連載 庭道具考│第18回 求道の刃文 片手斧 500g/秀常鍛工場 文・写真=浦田浩志●連載 未来を植える人びと ~植木生産者を訪ねて~│第25回 谷口輝樹/TAMARI●NIWA REPORT 植木屋のアメリカンランドスケープ紀行-NY編- 取材・文=辰己耕造/GREEN SPACE●NIWA REPORT 2027 横浜花博に向けて 文=井上花子/日本造園組合連合会 参与●NIWA REPORT 秋田県・甘粛省友好提携40周年記念事業 庭園交流事業によって、庭文化を広める 文・写真=加藤 薫/秋田県造園協会会長、桂造園土木代表●NIWA BOOK●NIWA CALENDAR

ジャンル
趣味・実用誌
出版社
建築資料研究社
提供開始日
2023/09/29
ページ数
124ページ

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