庭 No.250 2023春号

庭 No.250 2023春号

庭編集部

2,400円(税込)
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水と空気の健やかな循環がその土地を健全に保ち、ひいてはそこに暮らす人びとを健やかで豊かにしていく…という土中環境を意識する志向が広がりを持って受け入れられている。その背景には、環境を痛める根本原因を知り、それを解決する糸口を見つけたいという多くの人たちの思いがある。その思いに造園界はどのように向き合い、応えているのだろうか。造園家が手がけた、土中の環境を真摯に見つめ、水と空気が循環する庭を実例として紹介する。併せて『土中環境』を著した高田宏臣氏に、その先の土中環境をテーマに語っていただいた。 ●磐座探訪│第15回 漆山神社の明神岩(新潟県村上市) 写真・文=須田郡司/巨石ハンター●みどりの力│第34回 パーマカルチャーを軸とした 子どもの発達と情緒を育む日常 文=小久保孝志/ガーデンティーチャー●美×技│vol.13 日本庭園 有楽苑 外苑 造園管理・施工=三五郎園●特集1 循環する庭 Crcurating garden/環境土木研究所、高田造園設計事務所 高田宏臣氏インタビュー 土中環境は次のステージへ●土中環境改善で地域の環境を回復する 天台宗 恵日山普門院 明長寺 造園設計・施工│高田造園設計●高低差を生かした水脈で環境再生する 掛川の家 造園設計・施工│ナインスケッチ●微生物が息づく水循環の庭 街の別荘 造園設計・施工│シツラエ●地域資源で健やかな土壌を育てる ICOR NISEKO 造園設計・施工│parsley●特別企画 庭づくりの現場で実践する 土中へのアプローチ/自然のふるまいに寄り添う実生の庭 ランドスキップ●特別企画 庭づくりの現場で実践する 土中へのアプローチ/生態系研究者と造園家の知恵が息づく庭 Veig●特別企画 庭づくりの現場で実践する 土中へのアプローチ/「水脈」を再生させるさまざまな取り組み 矢野智徳 杜の学校●特別企画 庭づくりの現場で実践する 土中へのアプローチ/土中環境を公共空間へ実装する取り組み 押田大助 中央園芸●特別企画 庭づくりの現場で実践する 土中へのアプローチ/発酵の力で土壌に活力を与える 小島植物苑●特別企画 庭づくりの現場で実践する 土中へのアプローチ/土中へ視点を持ち、施主の共感を大切に樹木林と向き合う 宗實久義 エコネット・むねざね●特集2 建築から見た「土中環境」 鼎談 建築界は「土中環境」をどう受け止めているか。 建築家・能作文徳×建築家・川島範久×ランドスケープデザイナー・三島由樹●建築家アンケート 堀部安嗣/武田清明/荒木源希/久保秀朗+都島有美/根市 拓/正田智樹/村越 文●歴史をひもとき未来へつなぐ 永遠の名庭園│第12回 水前寺成趣園 文=町田 香/京都芸術大学准教授●NIWA INTERVIEW アートと庭園の違いは、そこに生命があるかどうか。 チームラボ 猪子寿之●新連載 2100年の日本庭園へ プロローグ/「庭園ファン」を増やすために 取材・文=イトウマサトシ/おにわさん●庭と園藝 社会とコモンズのデザイン論│第3回 土中から描く、庭と地域の未来 文=三島由樹/フォルク●石造文化財の新たな視点 命石をめぐる│第6回 河桁御河辺神社石燈籠(鎌倉時代後期/滋賀県東近江市) 取材・文=吉田浩志/日本命石協会 代表理事●造園界の偉人たち│第8回 ジョサイア・コンドル 文=粟野 隆/東京農業大学教授●現場で役立つ 職人の知恵と技術│第38回 石積編28│新潟の石│ 草水石・安田石・川内石 文=内田 均/東京農業大学地域環境科学部地域創成科学科教授●庭道具考│第15回 無礙自在の道具 名もなき道具/佐藤鍛冶屋 文・写真=浦田浩志●未来を植える人びと~植木生産者を訪ねて~│第22回 山内佑斗/ヤマトク●時代の気分│VOL.33 多様性の本質的な意味合いの追求 文=小原直花/伊藤忠ファッションシステムifs未来研究所 上席研究員●銀メダルに輝いたエストニア大会 取材・文=井上花子/日本造園組合連合会 参与●石井修が時代を超えて問う、“風景”の在り方 関西建築界を牽引した石井修の、生誕100年記念展開催 取材・文=かのうよしこ●NIWA BOOK●NIWA CALENDAR

ジャンル
趣味・実用誌
出版社
建築資料研究社
提供開始日
2022/12/28
ページ数
148ページ

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