庭　No.249 2022冬号

働き方改革が言われ、さらにコロナ禍もあり、オフィスの在り方が変わりつつある。優秀な人材確保のための企業イメージ向上だけでなく、実際に働く場としての環境への意識も高まってきている。作庭家・造園家が関わり、設計・施工された庭園は、そこで働く人たちのモチベーションや効率を高めるなどの良い結果を生み出すことにつながっているという。今号では、その環境づくりに「庭」が重要な役割を果たしているオフィス空間、また併せて作庭家自身のオフィスと庭も掲載する。庭園として優れているだけでなく、インドアグリーンを取り込んだ空間として先駆的な実例と言えるだろう。　●連載／磐座探訪（第14回） 石仏山の磐座（石川・能登町）●NIWA COLUMN／みどりの力（第33回） 自然から学び庭園から発見を得るネイチャーアクアリウムの世界●NIWA NEWS●連載／美×技 （vol.12） VISVIM GENERAL STORE， VISVIM GALLERY WMV VISVIM TOKYO●特集／働く環境を再考する オフィスの庭●特集／水辺の景色が再現された庭園 日本ウォーターテックス 研修ルーム●特集／山々と調和し、地域に開かれたオープンなオフィスの庭 上林建設 本社●特集／“人にも地球にも良い循環”の中の造園 淺沼組名古屋支店 改修プロジェクト●NIWA SPECIAL REPORT／作庭家のオフィスと庭／CASE1　地面とつながる室内庭●NIWA SPECIAL REPORT／作庭家のオフィスと庭／CASE2　波佐見の景色を写し出す庭●NIWA SPECIAL REPORT／作庭家のオフィスと庭／CASE3　巨大なテラリウムに見立てたオフィス●付帯記事／庭を軸に暮らしを提案するノウハウを伝授●NIWA SPECIAL REPORT／自然と共につくり続ける庭園 ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ●連載／歴史をひもとき未来へつなぐ 永遠の名庭園（第11回） 戦国時代の姿を今に伝える貴重な庭園 一乗谷朝倉氏庭園（福井・福井市）●連載／庭と園藝 社会とコモンズのデザイン論（vol.02） はらっぱというコモンズ●連載／造園界の偉人たち（第7回） 明治時代の洋画家にして、多数の日本庭園を生み出した造園家 本多錦吉郎●連載／石造文化財の新たな視点 命石をめぐる（第5回） 補陀洛寺八葉形四方仏宝篋印塔（昭和期／京都市左京区）●連載／現場で役立つ 職人の知恵と技術（第37回） 石積編27 新潟の石 古寺石・海老ケ折石●連載／庭道具考（第14回） 祖を語る金色の線 A型剪定鋏／飛庄●連載／未来を植える人びと～植木生産者を訪ねて～（第21回） 北野裕之／北野緑生園●NIWA COLUMN／時代の気分（VOL.33） 自分にも人にも気遣える人に●NIWA REPORT●NIWA REPORT●NIWA　BOOK●NIWA CALENDAR