庭　No.246 2022春号

緑から庭へ 店舗の庭　多くの人たちが集まる商業空間に「緑」が求められ、緑地帯が設けられたり、　屋上緑化、壁面緑化、インドアグリーンなど植栽が施される緑化がブームとなっている。　そのように「緑」を配することからさらに一歩踏み込んで、「庭」を作庭するケースも見られる。　特に扱う商品が上質であったり、提供する料理にこだわりがあったりする店舗ほど、　庭・建築・インテリアが調和し、店舗の世界観を来店客に印象付けている。　それらは伝統的な技術・手法を用いながらも、現代的な感性にも響く空間となっている。　●連載　磐座探訪（第11回） 七五三ヶ浦の目玉石（愛媛・今治市）●NIWA COLUMN／みどりの力（第30回） アートコレクターの顔を持つ 造園家・寺田小太郎が目指した｢開かれた庭●NIWA NEWS●特集 庭から緑へ 店舗の庭／古代の環状列石が現れた庭 小田垣商店●特集 庭から緑へ 店舗の庭／京町家の坪庭に描く無作為の中の作為 となりの村田●特集 庭から緑へ 店舗の庭／滋賀の自然を料亭の庭に 若女将によるリノベーション 魚万楼●特集 庭から緑へ 店舗の庭／蕎麦と菓子、過去と現在をつなぐ庭 本家尾張屋・本家尾張屋 菓子処●特集 庭から緑へ 店舗の庭／都市空間で新たなアウトドアフィールドを提示する UPI京都●特集 庭から緑へ 店舗の庭／室内で循環する環境がつくるリアルな森 UPI表参道●NIWA SPECIAL REPORT 古民家再生と作庭で描く那古野・四間道の情景●NIWA SPECIAL REPORT 町家を今に生かす奈良町の庭●歴史をひもとき未来へつなぐ永遠の名庭園（第9回） 巧な場面転換で来訪者を魅了する庭園 真如苑真澄寺別院流響院庭園(京都・左京区●石造文化財の新たな視点 命石をめぐる（第2回） 益田岩船・橘寺石燈籠●現場で役立つ 職人の知恵と技術（第34回) 石積編24 富山の石 (1)富山城の石垣●庭道具考（第11回） 対話と研鑽のアール 根切りバール／京都カネブン・成瀬農機具●未来を植える人びと～植木生産者を訪ねて～（第18回） 晝間智嗣／秀花園●時代の気分（VOL.30） 暮らしのメリハリづくりで気づく真のライフスタイルのあり方●庭NIWA倶楽部●NIWA BOOK●NIWA CALENDAR