
漢の最盛期、武帝の時代。が、北辺の地に匈奴の来襲があいつぎ、時代に影が兆しはじめた。李陵は、五千の少兵を率い、十万の匈奴と勇戦するが、捕虜となった。その評価をめぐり、華やかな宮廷に汚い欲望が渦巻く。司馬遷は一人李陵を弁護するが、思いもかけぬ刑罰をうける結果となった。讒言による悲運に苦しむ二人の運命に仮託して、人間関係のみにくさ美しさを綴る「李陵」他に、自らの自尊心のため人喰い虎に変身する李徴の苦悩を描く「山月記」など六編を収録。
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2025/3/31 23:59 まで有効
文字が細かくて、ちょこちょこ読み進め、一年かかってやっと読了。きっかけは表紙の男の人に惹かれたというミーハーな理由での購入でしたが、予想以上に楽しみました。
李陵は一番ピンと来ませんでした…;。弟子...
思えば私の中華風物語好きもここから始まったのかもしれない。
中学時代この本を読んでから今に至るも読み返している。
最初の部分は暗誦できるまでになっていた。
その後、20年ほどしてある本屋さんで高校ぐら...