プライベートアイ…
探偵ですから…
普段は喫茶ポアロで働きながら依頼をこなす私立探偵。これが彼の第1の顔。75巻「プライベートアイ」で初登場し、その時に毛利小五郎の推理に感銘を受けた彼は、小五郎の一番弟子になる。鋭い洞察力とたぐいまれな推理力はコナンにも引けをとらないが、謙虚な姿勢を崩さない。常ににこやかで、細かいところに気が利く頼れるお兄さんとして少年探偵団や園子たちからも慕われている。
Check Point
安室透に関わる人物
バーボン…
これが僕のコードネームです…
情報収集及び観察力と洞察力に恐ろしく長けた黒ずくめの組織の探り屋、バーボン。それが彼の第2の顔だ。このことが発覚した78巻「ミステリートレイン〔排煙〕」では、組織を抜け出したシェリー(宮野志保=灰原哀)を捕えるためにベルツリー急行に乗車するが逃がしてしまう。この一件で、安室透はコナンにとって一気に危険人物となった。一方でバーボンもまた、コナンがただの小学生ではないと気付きはじめる。組織の一員だとコナンに知られて以降も彼の周りに姿を現し何かを探っているようだが、その行動には不審な点が多く…。
Check Point
バーボンに関わる人物
とっとと出て行ってくれませんかねぇ…
僕の日本から…
日本の安全と秩序を維持するために存在する公安警察の降谷零――それが彼の第3の顔であり本当の姿だ。全国の公安警察を統括する警察庁警備局警備企画課、通称「ゼロ」と呼ばれるセクションに所属し、日本の安全を守るのが彼の本来の仕事なのだ。正体を偽り命がけで黒ずくめの組織の一員「バーボン」として潜入捜査をするため、普段は「安室透」として探偵業もこなしている。彼の本名「降谷零」を知る者はほとんどいない。それでも彼はこの3つの顔を使い分け、強い愛国心と信念のもとこの国のために日々戦い続けている。
Check Point
降谷零に関わる人物
トリプルフェイスを
見破った人物
ebookjapanが独自に解説した「トリプルフェイス徹底解剖」、いかがでしたでしょうか?
少しでも安室透という男の魅力を伝えられていれば幸いです。ただ、彼にはまだ謎が多く、ここに挙げた内容も彼の魅力のほんの一部にすぎないのかも…そう思わせられるほどミステリアスな存在です。だからこそ我々は、彼に魅入られ、目が離せなくなるのかもしれませんね。
©青山剛昌/小学館
- 登場巻
- エピソード
- 75巻
- 「プライベートアイ」
- 「遺伝子情報(ゲノム)」
- 「炎へと回帰する運命」
- 76巻
- 「コロンボでの待ち合わせ」
- 「縒り合わせられた嘘と謎」
- 「探偵たちの夜想曲(ノクターン)」
- 「子供の好奇心と探偵の探求心」
- 「立体交差の思惑」
- 「高木刑事からの贈り物」
- 77巻
- 「遅くなった墓参り」
- 「自分の領分」
- 「灯下の孤影」
- 78巻
- 「ミステリートレイン〔一等〕」
- 「ミステリートレイン〔交差〕」
- 「ミステリートレイン〔遮断〕」
- 「ミステリートレイン〔排煙〕」
- 「ミステリートレイン〔終点〕」
- 「スペシャルコーチ」
- 「消えた密室の鍵」
- 「謎解きの鍵」
※2020年4月現在、原作コミックス97巻までの情報を掲載しています。
※本人登場巻のみで、回想シーンや変装姿での登場は含んでいません。