工藤 新一&毛利 蘭
「厄介な難事件」(72巻)
「厄介な難事件」(72巻)
<シーン説明>71巻「名探偵の弟子」からスタートするロンドン編。新一のことを考え、自分だけロンドンで盛り上がってバカみたい…と思っていた蘭。そんな中、実は新一もロンドンに来ていることが発覚! しかし会っても事件を気にする新一を目の前にして「私の気持ちわからないの?」と感情が暴走してしまった蘭に、ついに新一も熱い気持ちを伝えてしまう…!
<推薦コメント>ここまで長かった! 読者の我々には1巻から両想いであることがわかっていたのに、それまで様々なロマンスがあったのにも関わらず恋人でなかった2人。がついに!! 72巻の時を経て! 年月にすると1巻発売から17年、やっと告白しました。読んでいた当時は心の底から発狂&拍手喝采です。青山先生のズルいところは、事件解決後の回想で告白シーンを出すところです。71巻「ラブは0」で喧嘩し、その後の「ホームズに聞け」では2人してドギマギ。「ちょっと顔合わせづれぇしな…」と言う新一のセリフがあり、喧嘩して気まずいんだなーなんて思わせておいて、実は告白していたとはね! ラブにも伏線を入れてくるなんて! 心の準備ができていなかったので五度見くらいしました。ビッグベンをバックに告白なんてロマンチックですよね! 蘭ちゃんは新一にとって唯一解けない難事件…きゃーキザ~~♥♥♥
「蘭GIRL」&「新一BOY」(87巻)
「蘭GIRL」&「新一BOY」(87巻)
<シーン説明>「アイツのこと…大嫌いだったんだよ!」。新一と出会った頃の印象をそう語る蘭に、コナン(新一)は驚き、ショックを受ける。遡ること13年前――。蘭や園子がいる保育園のサクラ組に新しく仲間入りした新一。蘭は母・英理が作ってくれたネームプレートを壊されて泣いているところを、新一に「泣き虫」と言われる。その後も意地悪な言葉を言ってくる新一の第一印象こそ悪かったが、徐々に彼の優しさに気づいていく蘭。一方、幼い蘭を見つめる怪しい瞳が…。
<推薦コメント>新一と蘭ちゃんの出会いを、「蘭GIRL」で蘭ちゃん視点から、「新一BOY」で新一視点からそれぞれ描いたエピソード。新一が初めて推理(といってもかわいい推理)を披露した時でもあります。先生と手を繋いでいる蘭ちゃんにやきもちを焼いたり、蘭ちゃんをいじめる男の子に仕返しをする姿にキュンキュン! なんといっても、誘拐されそうになる蘭ちゃんを必死に守ろうとしている姿に胸がいっぱいになりました。こんなに小さい時から新一は蘭ちゃんの騎士(ナイト)だったんですね! 蘭ちゃんは最初、新一のことが嫌いだったそうですが、新一は蘭ちゃんの笑顔を一目見たときからゾッコン♡だったというのもたまりません!
服部 平次&遠山 和葉
「麻薬取締り現場」(83巻)
「麻薬取締り現場」(83巻)
<シーン説明>平次が麻薬取引が行われるという大阪の戎橋(えびすばし)で犯人を捜していると、そこに偶然和葉が現れる! しかも、犯人と思しき男性と親しげに話している様子に平次は和葉のことが気になって捜査に身が入らない。そんな状況で、犯人の仲間が和葉を無理やり連れて行こうとするシーンを見た平次は、捜査のことを忘れ犯人に飛びかかる!!
<推薦コメント>これまでにも、平次が和葉への告白に捉えられるようなセリフを言うシーンはたくさんあるのですが、自分の気持ちに気づいていなかったり、はぐらかしたり…。このシーンは、ようやく自分の気持ちに気づいた平次が和葉を守るかっこいいシーンなのですが、残念なことにこの場所は戎橋(通称:ひっかけ橋)。ナンパの名所と言われるところでは、告白をしたくないという平次の気持ちはわかるのですが…この2人が結ばれるのは一体いつなんでしょうか。もう、読者の私たちには付き合ってるように見えるのですが、正式にはまだ…ですよね(笑)。平次!! ロンドンのビッグベンよりもロマンチックな場所での告白シーンを期待してます!
京極 真&鈴木 園子
「怪盗キッドVS京極真」(82巻)
「怪盗キッドVS京極真」(82巻)
<シーン説明>82巻「鉄壁」で園子が怪盗キッドに夢中なことを知った京極は、キッドに対抗して鈴木次郎吉に宝石の警備を願い出る。さらに、園子の母から宝石が盗まれた時は別れるようにという賭けを迫られてしまう。一方、園子も怪盗キッドから何やら賭けを持ち出されているようで…? 「世界最強の防犯システム」として京極はキッドから宝石を守れるのか!?
<推薦コメント>京極さん&園子ちゃんのエピソードは、ピンチの時に京極さんが颯爽と登場して解決! えっ、そこで終わり!? もっと2人を見たいとヤキモキ…。でも今回は2人が一緒にいることが多く感無量! しかも怪盗キッド様を巻き込んだスケールがでかい恋愛騒動。なんといっても、京極さんの蹴撃の貴公子らしい闘いっぷりが炸裂だし、園子ちゃんが京極さんに全面に信頼を寄せる姿にキュンときます。園子ちゃんの賭けの内容もいいんだよなぁ。お互いのことが大好きなお似合いカップルです。2人に幸あれ!
高木 渉&佐藤 美和子
「口笛の男」~「よくあるパターン」(64巻)
「口笛の男」~「よくあるパターン」(64巻)
<シーン説明>連続殺人犯を確保できたら温泉デートをすると約束した佐藤刑事と高木刑事の2人。俄然張り切る高木刑事はコナン達少年探偵団とともに事件解決に向かう。ところが、予想外の犯人に不意をつかれて大ピンチ…。事件はどうなる!? 高木刑事は佐藤刑事と温泉旅行には行けるのか⁉ ラブラブな2人にも大注目。
<推薦コメント>いつもちょっと頼りなく尻に敷かれるタイプの高木刑事。でも佐藤刑事のためなら自分の命も懸けちゃうんです。彼の身に何か起こると人目もはばからず感情を露わに涙するかわいい一面もある佐藤刑事。だからこそ周りから応援されるカップルなのではないでしょうか。2人のオトナな恋、ラブシーンも披露してくれます♥ そんな2人を陰からそっと見守りアシストする子供たちの気が利く姿にもほっこりします!! 一途で優しいこんな彼氏がほしい~♡
毛利 小五郎&妃 英理
「英理、SOS」(93巻)
「英理、SOS」(93巻)
<シーン説明>93巻「英理、増殖す」で、唐突に英理から「悪い奴に捕まってしまった」と蘭のスマホ宛てにメッセージが届く。コナンの力を借りて試行錯誤で謎を解き、まさに英理が犯人に襲われそうになっているところへ間一髪小五郎が助けに入る! 一瞬で4階まで外壁のパイプを使って移動し、英理を守りつつ犯人の手首を拘束、そこから柔道技を二発繰り出し仕留める小五郎に誰もがグッとくるエピソード。
<推薦コメント>普段ぐうたらワハハハしている小五郎のおっちゃんからは想像できないカッコ良さ! いっつも喧嘩したり悪態ついているのに、ピンチとなれば颯爽と駆けつけ男を魅せる、ギャップ萌え!! このセリフもときめきますねーー! きゃ~アダルトー!! からの容赦無しの柔道技。カッコイイ~! 事件解決後は、警察の事情聴取を断ってデートに行くと! しかも恋人つなぎですよ! これには蘭ちゃんもビックリです(笑)。こんなに目がキラキラしているおっちゃん初めて見ました!
白鳥 任三郎&小林 澄子
「桜、満開」(68巻)
「桜、満開」(68巻)
<シーン説明>帝丹小学校でコナンのクラス担任をしている小林先生は、花火大会に行く少年探偵団を引率している途中、殺人現場を目撃する。犯人の顔こそ見なかったものの、犯人の影を見て声を聞いた彼女は事件の事情聴取を受けるために警視庁を訪れる。そこで白鳥警部が以前は自分と顔がそっくりの佐藤刑事のことが好きだったことを知り、自分は身代わりだったのだと腹を立てる。誤解を解きたい白鳥警部は小林先生を訪ねるのだが…。
<推薦コメント>刑事になるきっかけとなった初恋の女の子が、佐藤刑事ではなく小林先生だと気付いた白鳥警部。そこから足しげく小林先生のところへ通って猛アピールをするという健気な一面に微笑ましく思っていたら事件発生! 一刻も早く小林先生の誤解を解かないといけないのに、いつもはスマートな白鳥警部が恋愛はちょっと不器用みたいでうまく伝わらずもどかしいったら…! でも最後は得意の法律で犯人を追い詰めて、小林先生の誤解も解けて、クサい(笑)セリフで占める白鳥警部はさすがです。2人の恋はずっとサクラ満開ですね!
千葉 和伸&三池 苗子
「千葉刑事の初恋の人」(75巻)
「千葉刑事の初恋の人」(75巻)
<シーン説明>千葉刑事の車が車上荒らしに遭い、交通課の由美に連絡したところ新人婦警も一緒にやってきた。その新人こそ、千葉刑事の小学校時代の初恋の人、三池苗子なのだ。少年探偵団が気を利かせて2人きりで捜査をさせたりするのだが、千葉刑事は彼女が初恋の人とはいっこうに気がつかない様子で…。
<推薦コメント>苗子は警視庁に配属されて再会を秘かに喜んでいるのに、一方の千葉刑事はまったく気づく気配がない…。苗子の帽子が風で飛ばされて、ツインテールの少女の面影がよみがえったように思われたけれど…まだ気づかない! にぶすぎるよ千葉刑事! 最後に「まさかね…」と初恋の女の子を思い浮かべているけれど…そのまさかなんだよー! はやく気づいて! と、ヤキモキしちゃいますね。2人の恋が成就する未来は、そう遠くない?
羽田 秀吉&宮本 由美
「妙手」(85巻)
「妙手」(85巻)
<シーン説明>山梨で名人戦の最終局を迎えている太閤名人こと羽田秀吉。七冠王がかかった大切な一局の日、秀吉はいきなり長考に入り東京へタクシーを飛ばす。その理由は、想い人の由美が誘拐されたという手紙が犯人から届いたからだった! 由美を助けだすため犯人からのヒントをもとにやってきた場所で少年探偵団と偶然出くわす秀吉。最終局で秀吉に残された時間は6時間足らず。果たして秀吉は由美を助けだし、名人位を奪還して七冠王になることができるのか!?
<推薦コメント>「封じ手」から始まるチュウ吉大活躍のエピソード! 天才棋士で妹の世良真純から推理の相談をされるほどの頭脳の持ち主である秀吉が、持ち前の頭脳を最大限発揮し、さらにコナンくんの協力を得て誘拐犯のもとへ見事にたどり着きます。10年前の対局を再現する犯人を前に、将棋の駒には触れず見事に詰みへ持っていく姿にシビれる~! かっこいいチュウ吉が満載です! 助けだした由美のおかげで持ち時間以内で対局場に戻って来られたのに、由美の写真がないと慌てたと思ったら由美からのキスで一発で無敵になるところはかわいい♡ 由美との馴れ初めも明かされるので秀吉&由美カップル好きにはたまらないエピソードとなっております!
©青山剛昌/小学館