
動物もコミュニケーションを行うが、物語を語れるのは人間だけである。「物語」とは、人間の言語活動に特徴的かつ本質的なものである。では、ここでいう「物語」とはいったい何か――。フランス構造主義の物語論を中心に、その理論を紹介しつつ、カフカ、田山花袋、マルケスから、「シン・ゴジラ」「エヴァンゲリオン」「この世界の片隅に」まで、具体的なテクストを分析し、物語そのものの構造を論じ、設計図を明らかにしていく。
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2025/3/31 23:59 まで有効
物語=動的な「機能」と静的な「指標」の組み合わせ(バルト)
物語のディスクール=プロップの形態分析をさらに細かく分類した理論(ジュネット)
「第一部 理論編」では平易な言葉を用いて、物語論が生まれた経緯とその理論についての概説がされている。
「第二部 分析編」では外国文学やアニメ、映画といった多様な作品に対して、物語論の理論を用いた分析...
物語構造を考えることは、世界に対する自分の立ち位置を考えること。…かも?
目から鱗だったのが物語の視点の問題について。
物語を作るときは視点の置き方を決めないといけないのだ。誰の視点で語るか。どの時...