【最新刊】サロメの乳母の話(新潮文庫)

サロメの乳母の話(新潮文庫)

塩野七生

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同シリーズ 全1冊

詳細情報

ホメロスが謳うオデュッセウスの漂流譚はでっちあげだ! と糾弾する妻ペネロペ。不器用で世渡りが下手な夫を嘆くダンテの妻。サロメの乳母、キリストの弟、聖フランチェスコの母、ブルータスの師、カリグラ帝の馬……歴史上の有名人の身近にいた無名の人々が、通説とはまったく違った視点から語る英雄・偉人たちの裏側。「ローマ人の物語」の作者が想像力豊かに描く短編小説集。

ジャンル
文芸
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮文庫
提供開始日
2016/9/16

レビュー

3.4
27件
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1

レビューコメント(31件)

  • サロメの乳母の話...
    2005/9/28

    歴史は必ずしも事実とは限らず、後世の人がどのように受け取るかによって左右されるものだろう。学校で教えられる歴史は、歴史はただひととおりの道でしかないような印象を与えがちだが、史実をもとに、どのように考...

    続きを読む
    Posted by ブクログ
  • サロメの乳母の話...
    2010/5/15

    面白かった。
    歴史上有名な人物を、その人物の身近かつ自身は有名じゃない人の目線から語る、という形式が好きだから、よりおもしろい。
    最後の饗宴・地獄篇も凄く面白かった。こういうメタなのも面白い。
    第二夜...

    続きを読む
    Posted by ブクログ
  • サロメの乳母の話...
    2016/12/2
    ネタバレのレビューを読む
    Posted by ブクログ
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