
俺はなぜ、死んだんだろう。ホラーミステリー短篇集の第二巻!幽霊になっても小説を書き続ける響と、唯一彼のことが視える古物商の類。怪異を呼び寄せがちな二人の穏やかで少し不思議な日常は、ある人物によって狂わされる。さらに、響自身にも不穏な変化が生じてきて……。響はなぜ死んだのか。なぜ成仏できずにいるのか? 全ての真相が明らかになる、ホラーシリーズ待望の解決篇が登場!====主な登場人物====長月響(ながつき・きょう)作家。自分の死因がわからない幽霊だが、今も執筆の仕事を続けている。御蔵坂類(みくらざか・るい)古道具屋「美蔵堂」の店主で、響の友人。霊感があり、響のことが視える。
死んでもなお作品を書き続ける響は、なぜ死んでしまったのか。その謎を解き明かす後編といった位置づけの短編集です。今回も恐ろしい個々の物語。そして切ない真相。だけどどこかしらほっこりさせられる作品でもあり...
今作は長月響こと、墓森響の死んだ原因と背景が明らかになり前作以上に面白かった!
類と響のコンビ最高なので、また次作もあるといいな。