3巻まで30%OFFクーポン

冬の蜃気楼

冬の蜃気楼

山田太一

671円(税込)
クーポン利用で201円獲得する
3

美少女と中年男に弄ばれる甘美で残酷な青春。1958年、東京郊外にある映画撮影所(著者が助監督として活動した松竹大船撮影所がモデル)から物語は始まる。主人公は大学を卒業したばかりの22歳の助監督。映画界は最盛期を過ぎたとはいえまだまだ活気に満ちている。新人女優として突然主人公の目の前に現れた16歳の美少女と大根役者の中年男をめぐってストーリーは展開する。ほとんどは、巨匠が監督する映画「一葉」の撮影現場である。当時の映画製作の現場が微細に生き生きと描写される(著者がこれほど詳細に映画製作の現場を描いたことはない)。最終の第12章のみ33年後という設定である。甘美な青春の日々とほのかなエロティシズム――、青春の苦さを見事に描いた傑作長篇小説。

みんなの感想
ジャンル
文芸
出版社
小学館
提供開始日
2013/6/21

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】201円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログイン限定70%OFFクーポン

2025/3/31 23:59 まで有効

レビュー

レビューコメント(3件)

  • 2013/8/31

     初山田太一作品です。これまで、ドラマも見たことがありませんでした。今回、『本の窓』で紹介されていたので読んでみました。
     解説が、角田光代さんだったので、先にそっちから読んでしまい後悔しています。セ...

    続きを読む
    Posted by ブクログ
  • 2014/4/22
    ネタバレのレビューを読む
    Posted by ブクログ
  • 2013/4/25

    周囲の人の視線、考え方と自身のそれらとのギャップを感じることってありますね。優越、劣等どちらがどちらかわからないこと、それでいて自分の内ではきちんと合理化してしまう一人よがり。思い当たるところです。

    Posted by ブクログ
他のレビューをもっと見る

あなたへおすすめ

[{"item_id":"A000143764","price":"671"}]