
時は明治維新から遡ること五年、文久三年(1863年)八月。大和地方の十津川郷を、倒幕のため決起せんとする維新志士集団『天誅組』が訪れる。十津川郷に住む少年・野崎雅楽は、兄であり天誅組の協力者である野崎主計、そして幕府により父を投獄され喪った少女・市乃とともに、戸惑いを感じながらもその行軍に同行することとなるのだが……。新時代への理想にあふれた決起から、一転して逆賊とされ、幕府軍の討伐によって命を散らせることになった維新志士たち。その行く末を、彼らと道を共にした少年の成長とともに鮮やかな筆致で描きだす、新たなる歴史異聞譚。
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2025/3/31 23:59 まで有効
仲町六絵さんの本(十津川郷士サイド)を読んで、こちらも天誅組(土佐脱藩サイド)からブクログのパブーで本の続きを書きたくなった。また、仲町六絵先生にファンレターを送ろうと思う。ヒマができたら……。
天誅組の話。結末を知っていただけに、読み進めるのが少々辛かったです。話は無難にまとまった感じ。もう少し、メリハリのある文章だともっと面白かったかも。
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2012/06/post-641a.html