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今回、チャンピオンREDで絶賛連載中のバレエコミック、
『絢爛たるグランドセーヌ』を徹底的に特集しちゃいます♪

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特別インタビュー
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初心者からプロのダンサーまで、多くのバレエ関係者の御用達!
バレエ・ダンス用品販売の最大手メーカー、チャコット株式会社で
トウシューズのフィッターとして働く塩川ゆかりさんに
渋谷にある同社の本店でお話をお聞きしました!!



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4_1.jpg ---まず、バレエを始めたいと思ったきっかけを教えていただけますか?

通っていた幼稚園の先生が幼稚園を退職してバレエ教室を開くことになりました。年中のときです。その幼稚園内で生徒を募っていて「ちょっとやってみたいかも」と思い通うようになったのがきっかけです。幼稚園のホールが稽古場だったので、バレエをお稽古事として習うというよりは、幼稚園のお遊戯の延長上にあるという感じでした。そこから中学校3年生までバレエを習いました。中学生になってからはより本格的にバレエを習いたいと思い、レッスンの回数を増やしたり、都内にある別のバレエ教室にも通ったりするようになりました。



---高校・大学時代はどんな感じでしたか。

バレエから少し距離を置いて、高校ではソングリーダー部に所属しました。でもバレエで培った柔軟性は部活動でも活きましたね。とても厳しかったのですが、応援が届いたのか母校の野球部は甲子園にも出場しました。甲子園での応援活動はとてもいい思い出です。
大学時代は創作ダンスをやりました。バレエやチアダンスはある種の型があってそれに合せて踊りますが、創作ダンスは自分でテーマを決めて踊るということがメインでした。バレエから始まってチアダンス、そして創作ダンスと、さまざまな形で踊るということを経験できたのはとても大きかったと思います。大学時代から以前に通っていたバレエ教室にもまた顔を出すようになって。最後にはバレエに戻ってきた感じですね。


---今のお仕事との出会いを教えてください。

小さいころからダンスに関わっていたので、これからもダンスに携わっていくんだろうなと漠然と思っていました。ダンスに関わる職場ならきっと一緒に働く人とも話が合うだろうし、知識や経験にも似たような部分があったりするだろうし。「踊り手」の側から、共通の意識を持った仲間と「踊り手を支える」側になれることに憧れがありました。


---今のお仕事の面白さを教えてください。

トウシューズのフィッターは、お求めになるお客様の足にぴったりと合ったトウシューズをともに選び、踊りのパフォーマンスを高めるための仕事です。バレエダンサーの方の足元のコンサルタントですね。“一つとして同じ足はない”ということがこの仕事の一番奥の深いところです。足の形はもちろん、年齢やキャリア、レッスン内容によっても違うんです。同じ人でも足の形は左右で少しずつ異なります。そういう部分を踏まえて、その人に最適のトウシューズを一緒に選ぶということは、毎日同じことを繰り返しているようでいて、お客様ごとにまったく異なった仕事をしているのかもしれません。私自身とても楽しいですし、やりがいもあります。

---お客さんと接するなかで感じたバレエに対するあれこれはありますか。

大人のビギナーの方が増えているのかなと思います。自分の母親世代の方もお見えになることがあります。「もともとやっていたけど、トウシューズには届かなかった」、「心機一転バレエを始めてみようと思った」など理由はさまざまですが、とてもうれしいことですね。男性で新しく始められる方もいますよ。もともとクラシック音楽が好きだった方が始められたり、体を動かすのは好きだけど単純なエクササイズじゃもの足りなそうだなと感じてらっしゃる方、あるいは演劇をされている方や、違うダンスの基礎でバレエを始められる方もいらっしゃいます。


4_2.jpg---バレエ人口を増やしていくには?

私自身、幼少のころにバレエの先生に出会わなければバレエを習うこともなかったと思います。そういった意味ではバレエと接する多くの機会を作っていく必要があると思います。まずは単純に興味やきっかけが大事ですよね。小さいころにバレエに触れる機会がないまま過ごしてしまうと、次に始めるきっかけはなかなか難しいのが現状です。大人になると、「身体がかたいから…」「体型が出るレオタードを着るなんて…」という理由で敬遠されてしまう方も多いんですが、バレエは、実はそういう方にこそうってつけのエクササイズともいえます。趣味としてぜひはじめてみてください。レオタードは必ず着なければいけないというものではありません。その点は誤解されているのかなと感じることもあります。昔と違って洋服のデザインに近いものや、普段着でも着られるようなウェアもたくさんあるんです。そういうった見た目の部分からもバレエに対する固定観念を和らげていきたいと思います。ウェアを選ぶのは普段の洋服を選ぶように、とても楽しいですよ。


---『絢爛たるグランドセーヌ』をお読みになっていただいていかがでしたか。

主人公の奏ちゃんのバレエに対する思いには、バレエに携わる者として非常に感銘を受けます。始めたばかりでもバレエに対して全身全霊をかけて臨む姿勢はとても健気だなと思います。翔子ちゃんやさくらちゃんといったほかのキャラクターから刺激や影響を受けることで成長していったり、自分自身でも必死になって観察したり研究したりする姿勢はバレエ以外のことにも当てはまると思うので、バレエを見たことがなくても楽しめる作品だと思います。私が通っていた教室はバレエを通じて体を動かすということがメインだったので、奏ちゃんのようにライバルがいるという環境が新鮮でした。そういう環境だったら、もしかしたらバレエに対する考え方も少し違ってきたのかなと思います。



koma3.jpg ---印象に残ったシーンどこですか?

4巻の『眠れる森の美女』のオーディションのシーンですね。1歳年上の翔子ちゃんはオーディションに合格して、奏ちゃんは落ちてしまうという部分です。一生懸命努力しても、必ずしも報われないということはあります。その努力が大きければ大きいほど落差は激しいですし。その悔しい気持ちには一人の人間として感情移入してしまいました。でも、へこんでも前向きな気持ちを持ち続けていたことが、やがて次点で役をゲットするということにつながったのかなと思います。その点では読んでいて救われた気持ちになりました。



koma4.jpg ---先生に内緒でトウシューズを履くシーンが1巻にありますが、トウシューズのフィッターというお仕事をされている方からご覧になってどう映りますか?

初めてトウシューズを履く方が、正しい立ち方もわからないまま、指導者のいない環境で履いてしまうと足を痛めてしまうことがあります。私自身もバレエをやっていたのでトウシューズに対する憧れの気持ちはよくわかります。だからこそなおさら時期を待たなければいけないですし、自分に合ったトウシューズを選ぶ必要があります。

---バレエと関わっていくなかでの塩川さんの今後の展望を教えてください。

今はトウシューズフィッターとしてお仕事をさせていただいてますが、自分がバレエをやっていたころは、お店でフィッティングをしてもらうという概念もなく、当時は先生から支給されたトウシューズをそのまま履いていました。一般的にもそうだったと思います。今振り返ると、合っていないトゥシューズで何年も練習していた気がします。あのときの自分が、多少でも自分に合ったトウシューズを履いていれば…という後悔の思いも少しだけあります。 私がいる本店では、初めてトウシューズを履くお子さまから、バレエに多くの時間を費やしてコンクールに出場される方、大人からバレエを始めてトゥシューズに挑戦する方などさまざまな方がいらっしゃいます。いらしていただくお客様には足のサイズに合っていることはもちろん、レッスン内容や本番の舞台などバレエに関することを細かくお聞きしながら、かつ体型やライフスタイルも考慮して、最良の一足を見つけることが私の使命だと思っています。





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4_3.jpg チャコット株式会社
バレエやダンス用品の販売・製造を行なっている。オンワードホールディングス傘下。店舗網は渋谷にある本店を筆頭に、北は札幌から南は鹿児島まで41店舗を展開。トウシューズの分野においては1987年にイギリスの老舗トウシューズメーカーのフリード・オブ・ロンドンを買収し、同ブランドのシューズを一手に扱っている。


☆店舗情報☆

チャコット渋谷本店
住所:東京都渋谷区神南1-20-8
TEL:0120-919-031
営業時間:11:00~20:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
オフィシャルホームページはこちら
http://www.chacott-jp.com/j/





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