
安政7(1860)年、咸臨丸が浦賀港からサンフランシスコを目指して出航した。太平洋の長い航海では船室から一向に出てこようとしない艦長・勝海舟を尻目に、アメリカ人相手に互角の算術・測量術を披露。さらに、着港後、逗留中のアメリカでは、放埒な福沢諭吉を窘めながら、日本の行く末を静かに見据える男の名は、小野友五郎。男は帰国後の動乱の中で公儀、そして日本の取るべき正しい針路を測り、奔走することになる―。知られざる幕末の英雄の物語!
クーポン利用で【70%OFF】369円(税込)で購入できる! 6回利用可能
値引き額上限に達しています。
2025/3/31 23:59 まで有効
幕末の技術者、小野友五郎の生き様を描いた歴史小説。歴史の前提知識があまり無くても割と読みやすい。
測量技術者として計算に絶対の自信を持ち、アメリカ人相手にも臆することのない友五郎の技術者魂に心打たれた...
長崎海軍伝習所1期生の小野友五郎の半生。
算術達者から長崎海軍伝習所で学び測量技術者となり咸臨丸で渡米。その後も幕府の裏方として働く。木村摂津や小栗さんと仲良し。武力攘夷をバカの仕業だと感じる人柄。
...
今野敏さんの時代小説を読むのは初めてでした。過去に読んだ警察系の小説とは趣が全く異なる。
幕末、激動の時代。咸臨丸で太平洋を渡るところからストーリーが始まります。主人公の小野友五郎は幕府の官僚(当初...