
帰ってきた「言葉尻とらえ隊」!「ネチネチ拾い上げた約2年分の局所的&国民的流行語、みっちりお楽しみください」――能町みね子ヒット本のタイトルにもなった『死ぬこと以外かすり傷』を最初に発言した人物って? 流行語大賞の候補を選んでいるのは「現政権に反対で若者の流行に疎くスポーツ好きのおじさん」に違いない……ほか、鋭い観察眼と言語センスで巷に溢れる「言葉尻」をとらえ続ける「週刊文春」人気コラムが文庫オリジナルで登場。著者自身が描いた挿絵も痛快!世間からボコボコに叩かれた駅名「高輪ゲートウェイ」「下北的なノリ」という不倫の言い訳静かに拡散されてきた「人を傷つけない笑い」政府が配る「布マスク」……ほか計83ワードを収録!
著者が巷で話題になった発言や文章を取り上げ、鋭い視点で解説した1冊。
高輪ゲートウェイの駅名問題、水曜日のダウンタウンでのメディアに対する皮肉の効いた検証企画、おじさんの顔デカ自撮りなど、だいぶ攻めた...
相変わらずおもしろい。
なんとなくモヤモヤする出来事をうまく説明する言葉のセンスが爽快。皮肉もバッチリきいています。
文庫化にあたってなのか、各コラムごとに後日談のようなものが書いてあったりするのです...