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渡辺 恒彦/文倉 十
アニメ化企画進行中! シリーズ累計470万部突破の大人気シリーズ。最新巻では女王と側室がバチバチ!? 「迎え撃とう!」善治郎とユングヴィ王子は、神秘のヴェールに包まれた都市ウトガルズへと招かれた。氷原の中にある都市ウトガルズで二人を迎えたのは、ウトガルズの王とも言える代表のロック。ロック代表は善治郎に、一つの依頼をする。巨人族が住む異界『ウートガルザ』への移動手段を確保してほしい、と。交渉を重ねた末、善治郎は独断でその申し出を受け入れる。ウトガルズから帰国を果たしたユングヴィ王子は、父のグスタフ王に自分の第二夫人としてカープァ王国の女性を迎えるよう訴える。カープァ王国と善治郎の価値を認めたグスタフ王は、次期国王であるユングヴィ王子の側妃を南大陸のカープァ王国から迎えることを許可する。一方、北大陸では、『教会』は再三の警告を無視し、自分たちへの非難と独自の「竜の教え」を説くことをやめないヤン司祭をついに拘束していた。傭兵ヤンは救出のために動くが間に合わず、ヤン司祭は火刑に処された。そんなある日、復讐の念に燃える傭兵ヤンに届けられた一通の書状。その書状には「火刑に処された亡骸を、魔法で完全な形に修復し、清めることができる」と記されていた。竜信仰者にとって、火は竜罰の象徴。焼け焦げた亡骸を癒やすことは、信仰上大きな意味がある。書状を信じた傭兵ヤンが、指示に従い向かった先で待っていたのは女王アウラ。女王アウラは傭兵ヤンに告げる。「死体を私のところに持ってくれば、修復してやろう」女王アウラの言葉を信じ、ヤン司祭の亡骸を奪取してきた傭兵ヤン。約束通り、亡骸に『時間遡行』の魔法を施す女王アウラ。その結果は「ヤン司祭の死体の修復」ではなく、思いもよらないものだった。渡辺 恒彦(ワタナベツネヒコ):北の大地で生まれ、育ち、暮らす。小説投稿サイト「小説家になろう」で発表した「理想のヒモ生活」が、永きにわたって総合ランキング1位に輝く。文倉 十(アヤクラジュウ):古都で生まれ、育ち、現在は東京で暮らす。『狼と香辛料』(電撃文庫)など、人気作品のイラストを数多く手がける。
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