
父の亡き後、常連客に支えられながら残された食堂『ののや』を守リ続ける継母の奈央と高校生の娘真子。客の笑い声があふれる店にある晩、新顔の青年が現れる。東山と名乗るその男は、ネットで評判の小説を読み、その舞台になっている『ののや』と登場人物のモデルを見にやって来たという。「小説? ののやが?」「いったい誰が?」みなの驚きをよそに、すっかり気に入って町に滞在する東山。しかし間もなく、胡散臭い探偵が町にやってきて……。「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」小さな食堂を舞台に、毎日をせいいっぱい生きる人々の絆とそこから巣立っていく少女の成長を描いた傑作長編!
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2025/3/31 23:59 まで有効
実際には存在しないけどホント心に響いてくるようなかんかん橋。
そこで織りなされる人間模様がとてもとても心地よかった。支え合って生きていくことの大切さを教えられたお話。
続編だったのはご本人の解説読むま...
あさのあつこさんの作品を初めて読みました。
ユーモアに富んだストーリーで、飽きることなく最後まで読むことができました。
ただ主人公が高校生ということと、設定(舞台となっている街やストーリー展開)が...
自分が帰れる場所、安心していられる場所があることの大事さを思う。
食堂ののやも美味しいものを食べられる場所であり、人が集う居場所になっている。こういう「食堂」が増えたら、世の中はもっと温かく優しくな...