時槻風乃と黒い童話の夜

著者:甲田学人

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    『自分は母親に好かれていないのかもしれない……』 中学二年の木嶋夕子は悩んでいた。常に優先される姉と、我慢をする自分。それは進路問題にまで発展していく──。 そしてある所では、母親の顔色を窺いつつ、二人で助け合っている兄と妹がいた。だが二人の絆の中で広がっていくすれ違い。やがて負の想いが膨らんでいった時──。 彼女達が悩みの末に出会うのは、時槻風乃という少女。風乃は闇に溶け込むかのように、夜の中を歩いていた──。 「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」など、現代社会を舞台に童話をなぞらえた恐怖のファンタジーの幕が上がる。

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    レビュー

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    • 2018/03/23Posted by ブクログ

      童話をモチーフとした、4つの家族の悲劇を描く短編集。
      ひたすら救われない。
      最も身近な社会集団にまつわる話だからこそ、
      なおさら切実に僕らの心を打つ。

    • 2016/07/08Posted by ブクログ

      ・シンデレラ
      ・ヘンゼルとグレーテル
      ・金の卵をうむめんどり

      彼女が出てくるだけの、短編集。
      彼女と関わる事により、自分と向き合い
      悲しみに気付いてしまう主人公達。
      それがいいのか悪いのか…謎ではあ...

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    • 2016/06/03Posted by ブクログ

      うろ覚えだったヘンゼルとグレーテルの話を思い出しながら、現代の悲劇を噛み締めさせられます。
      身体中が軋むような描写のエグさ。痛くなります。
      救いがないのがすごい。

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