
小田原付近を通過中のひかり号車内で、検札の車掌が若い女の死体を発見!死因は青酸中毒で、目撃者の証言から、東京駅発車寸前に降りた男の犯行との見方が強まった。そして三か月後、こんどは都内のホテルで男の刺殺体が。2つの事件の重大な共通点が捜査本部を緊張させた。被害者は二人とも同じ会社の社員だったのだ。ただちに綿密な聞き込みが行われ、その結果、ある海外旅行社の営業部長が重要容疑者として浮かび上がった。だが彼には、両事件ともに完璧なアリバイがあった。巧みなストーリィの展開と意表をつくトリック、著者会心の本格長編推理小説。
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2025/4/30 23:59 まで有効
【1971_日本推理作家協会賞_候補】1990年4月14日読了。あらすじは忘却の彼方。(2024年7月2日入力)
70年代に書かれた森村作品は面白い!
森村氏の70年代の乗り物アリバイ路線の最高峰。国際線の航空機を使った大スケールの国際的アリバイトリックを描いている。この時期の森村氏の作品はハズレなし。