拡大する放射能汚染と法規制:穴だらけの制度の現状

拡大する放射能汚染と法規制:穴だらけの制度の現状

著:日置雅晴

660円(税込)
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かつてない放射能汚染を前に、この国の政府・国会は私たち市民のいのちをどのように守ろうとしているのか。日弁連原子力PTメンバー弁護士が、法制度の現状と問題点を明らかにする。全国学校図書館協議会選定図書序放出された放射能1放出された放射能の量2放出された放射能量と汚染レベルの具体的イメージ3今回の事故は最悪だったのか第I部なぜ放射能はわかりにくいのか第1章放射能とは1放射能とは2放射性物質量と放射線強度第2章放射能が人体に及ぼす影響の不確実性1急性症状と長期的影響,被曝の状況2非特異疾患と因果関係3しきい値の存否と低線量の影響4自然放射能の存在5放射線の違いと核種の違い6外部被曝と内部被曝7有益な放射線利用との関係8十分な実証データがないこと――過去のデータの歴史的意味9政策的判断の余地とバイアス第II部拡大する放射能汚染と法規制の現状第3章わが国における放射能規制の基本的事情1行政規制の社会的な意義と放射能規制の問題2放射能に関する環境基準の不存在と被曝限度第4章放射能の空間線量に関する規制1事故後の原発周辺地域における規制2モニタリングポスト値の問題点3東京都内における汚染の実情第5章土壌汚染および放射性廃棄物に関する規制1土壌や放射性廃棄物に関する規定の不存在2深刻化する土壌汚染の実情3首都東京圏の汚染の実態4放射性物質問題で破綻寸前の首都圏の生活インフラと対策法第6章食品汚染に関する規制1食品汚染に関する基準2食品汚染をめぐる状況3牛肉汚染問題が教えた食品安全確保の問題点補論過去の放射能汚染との比較1過去の大気圏内核実験による汚染との比較2大気圏内核実験による食品汚染3ビキニ水爆実験と水爆マグロ最後に――そしてこれから

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ジャンル
ノンフィクション
出版社
早稲田大学出版部
提供開始日
2014/1/10

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