記録16号

著:森山大道

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    巷間よく“路頭に迷う”などと多分にパセティックな言葉が使われているが、ぼくなど生まれてからずうっとこの方、路頭に迷いっぱなしの人生だ。カメラを持つまえの20年、カメラを手にしてからの50年、その間あーだこーだとさまざまなことがたとえあったにせよ、そのほとんどを路上で過ごし、いまだに路頭をうろついている。そしてカメラを手にしたらしたらで、こちらもあーだこーだと迷うばかりで、あっちもこっちも収拾がつかず、相変わらず自らの行方すらつかめない。(「記録第16号」より著者コメント)2010年8月に刊行された森山大道の私家版写真誌「記録第16号」を電子書籍化。“とにもかくにも撮る”ということに忠実に、北海道・小樽の街を2日間彷徨い歩いたデジタル&カラースナップ集。冷たい風に晒され続けた、薄曇りの路上の街と人。森山大道(もりやまだいどう)/写真家。1938年10月10日、大阪府生まれ。岩宮武二スタジオを経て細江英公の助手となり、1964年より独立。ハイコントラストで粒子の粗い“アレ・ブレ・ボケ”と称される独自のスタイルを確立するなど、既存の写真表現をラディカルに挑発し続け、世界的にも高い評価を得る。「量のない質はない」というポリシーのもと、現在でも膨大な数のストリートスナップを撮り続けている。近年の写真集に『NAGISA』『LABYRINTH』(AkioNagasawaPublishing)、『カラー』『モノクロ』(月曜社)、『実験室からの眺め』(河出書房新社)など。

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