記録20号

著:森山大道

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    冴えない男3人にも夏がきて、一丁前に、では夏の旅にでも出掛けようか、ということになった。ひとりの男は「オレはワニに会いたい」といい、ひとりの男は「ボクはけったいな所に行きたい」といい、ひとりの男は「ワタシはスケベなものを見たい」という。となれば、当然行く先は東伊豆の付け根しかないということになる。で、ワニといえば熱川の<バナナ・ワニ園>だろうし、けったいなところといえば伊東の<怪しい「少年・少女博物館」>だろうし、スケベといえば<熱海秘宝館>以外にはない。冴えない男3人は、なぜか真赤なマツダのアクセラに乗って東伊豆一泊の旅に出た。楽しい、楽しい、夏のひとときであった。(「記録第20号」より著者コメント)2011年9月に刊行された森山大道の私家版写真誌「記録第20号」を電子書籍化。きらめく夜景、怪しいオブジェ、キッチュな秘宝館。ビビッドなデジタルカラーが誘うエキゾチックな旅路。森山大道(もりやまだいどう)/写真家。1938年10月10日、大阪府生まれ。岩宮武二スタジオを経て細江英公の助手となり、1964年より独立。ハイコントラストで粒子の粗い“アレ・ブレ・ボケ”と称される独自のスタイルを確立するなど、既存の写真表現をラディカルに挑発し続け、世界的にも高い評価を得る。「量のない質はない」というポリシーのもと、現在でも膨大な数のストリートスナップを撮り続けている。近年の写真集に『NAGISA』『LABYRINTH』(AkioNagasawaPublishing)、『カラー』『モノクロ』(月曜社)、『実験室からの眺め』(河出書房新社)など。

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