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Posted by ブクログ
来る「八月十八日の政変」に向け、様々な思惑が交差する―――!! 攘夷派公卿・三条実美、長州藩軍師・真木和泉守の策略に気づいてはいるものの身動きのとれない孝明天皇。そのような状況で孝明天皇は、自らが唯一信じることができる人物、会津藩主・松平容保を呼ぶ。三条実美らの監視の目が光るなか、容保にある物を贈る。その贈り物のなかには起死回生の一手が…!? それぞれがそれぞれの思惑を抱えて動く長州藩・薩摩藩・会津藩。そして、「八月十八日」。日本の勢力図は大きく塗り替えられることに―――!? また、壬生浪士組もその大きなうねりのなかで重要な役割を担うこととなる…