<あらすじ>略奪、暴行、殺人―― ありとあらゆる“悪”が渦巻く魔都・TOKYO!! その“悪”を標的に常闇の底から現われる戦慄の極悪美女軍団!! 忌子、メッシュ、つぶら、タンク、彼女たちは自らをこう呼んだ―― MANJI!!
<ここがポイント>現在の21世紀の作品とはいろいろと一線を画した超武闘派まんが。終末的な退廃感漂う東京を舞台に、「極悪美女軍団」がその身を武器に悪党たちを粉砕していく。彼女たちの拠点は下水道の中。仕事を終えてほがらかに下水に帰っていくシーンが郷愁を誘う。暴力シーンやエロ・グロが非常にきついので、読まれる方はご注意を。
※現在は販売を終了しています。
<あらすじ>我が王国を護るべき11の秘石が盗まれて15年が経つ──。男の脳髄を直撃し操るという特殊な能力を持つ王女が、自らの手で世界に散らばった石を取り戻しに行く。その野性味あふれる美貌と戦闘能力は、まさにハリマオ(虎)そのものだ。しかし、その秘石を持つ者は成功を収めるとされ、己の欲望のために、誰も石を手放そうとはしない。逆に王女を亡き者にしようとたくらむ11人の男たち。今、戦いが始まる!!
<ここがポイント>宝を取り戻すため各国をめぐる王女が、特殊能力を使い次々と敵を打ち破っていく。その必殺技というのが相手の脳髄の快楽中枢をオーラであやつるというもの。男の場合は射精が止まらなくなり、悶絶死してしまう。
※現在は販売を終了しています。
<あらすじ>時は戦国時代―。諸国大名は、天下をとろうと、他国侵略に命をかけていた。しかし、けっして他国侵略の戦いには加わらず、侵略者に対してのみ非情なほどの武勇をふるう忍の一段がいた。それこそ、龍玄を党首とし、雅武を筆頭とする忍犬部隊(牙忍)をもつ陽炎一族である!
<ここがポイント>『銀牙―流れ星 銀―』の高橋よしひろ先生が贈る、忍者×犬まんが。知力、身体能力ともに人間をはるかに凌駕し、戦闘力は一匹が鉄砲百丁に匹敵するといわれる“牙忍”が、闇に蠢く悪を切り裂く! 忠義に厚い雅武のセリフが、常に渋くてカッコいい。
<あらすじ>フランス、パリ――。日本茶の輸入を突然禁止したフランス政府との交渉に同行した農水省新米女性職員。一方、日本茶を求めパリ市内を彷徨う一人の青年。ひょんな事から出会った二人が、横暴なフランス漁労相の心を解きほぐすために立ち向かう――!!ワインと同じくらい奥が深く、そして我が国が誇れる文化・日本茶。その深遠なる世界へとあなたを導く、業界初の本格日本茶コミック!
<ここがポイント>「茶道」を採り上げた作品は数あれど、本作は身近な「日常の日本茶」をテーマに据えた希少な作品。お茶のおいしい淹れ方やアレンジ方法、茶葉の種類やお茶業界ネタなど、目からウロコの情報が盛りだくさん。物語の冒頭はフランスを舞台に描かれており、作品タイトルや「内藤涙」という主人公の名前からも某ワイン漫画への強烈なオマージュが随所に感じられる。
<あらすじ>一流の建築デザイナーになるために、東京に出てきた計建作。入学試験をトップで受かった日本建築学院に行き、そこで有名な建築家白瀬建三の娘・まゆと知り合った。入学前に、モデルハウスの部屋のデザインで類まれな才能を発揮した建作は、悪徳不動産屋やライバル剣持を相手に、その腕で運命を切り開いて行く…。
<ここがポイント>「みんな見ろっ 広く感じる部屋ができたぞおっ!!」「おおっ──家具などの色を統一しているから部屋と一体化して家具があまりめだたなくスッキリしている!!」こんなセリフが飛び交う、建築デザインバトルという新たなジャンルに挑んだ意欲作! 第二巻では舞台を南の島に移し、実技の授業を実施!
<あらすじ>197×年長野県松本市、1月1日1時1分に同時に産まれた赤ん坊がいた。大枝大作と田所工作である。父は共に工務店を経営する大工の棟梁だった。天真爛漫で群を抜いてわんぱくな大作に、大人しく人目に触れることの無い幼年期を送った工作は、陽の大作に陰の工作と呼ばれ、大作のほうが次第に大器ぶりを見せていく。だが小学3年生の2学期。工作の宿題で松本城を作った時、工作にも大器の片鱗が…。大工の棟梁を目指す二人の、熱血建築マンガ!
<ここがポイント>こちらの建築バトルは、大工さんの仕事や技術に、よりフォーカスしたもの。ノコギリや釘打ち、鉋掛けなど、日曜大工が好きな人ならワクワクするシーンが満載。「技能グランプリ大会」を通して“現場”感たっぷりの戦いが繰り広げられる。なお、全3巻の物語の中で、犬小屋対決が2回おこなわれている。
<あらすじ>九州、鹿児島。腕っぷしが強く女好きの高校生・村木正人(通称・ムラマサ)は薩摩示現流の使い手である九州男児。彼の兄、鉄人は学生運動の過激派リーダーとして全国に指名手配され、所在をくらましているが、その恋人の和実は病床に臥し、明日をも知れぬ命で鉄人との再会を願っていた。正人は高校を中退し、兄を探しに東京へ!
<ここがポイント>70年代に100万部を突破したベストセラー作品。兄を探しに旅に出た少年が、全国各地で女性をモノにしていく。主人公のムラマサ少年は薩摩示現流を会得しており、やたらと強い。そして膨大なセリフとあの手この手で、次々と女性を落としていく。兄の捜索はとりあえず続くが、全編を通して兄の存在感は非常に薄い。
<あらすじ>ある日、空から一羽の鳩が落ちてきた。病に冒され弱った鳩は、拾った次郎の懸命の看病の甲斐あって何とか元気を取り戻す。それは国内外の鳩レースで輝かしい成績を残した名鳩だった。鳩の飼い主は、治療の御礼として次郎に別の鳩を一羽プレゼントする。その鳩は次郎が看病した鳩の子供だった。
<ここがポイント>レース鳩というニッチな世界を扱った唯一無二の作品であり、感動の大作として今なお熱心なファンに支持されている傑作でもある。レースは鳩にとってまさに命がけで、猛禽類に襲われたり暴風雨に見舞われたりと危険だらけなのだ。過酷なレースを乗り越える力として、物語では飼い主と鳩との深い絆が全編を通して描かれている。作者の動物に対するあたたかな愛情がにじみ出た作品である。
<あらすじ>味平は、板前塩見松造のひとり息子。松造は築地の一流料亭「かつらぎ」の花板である。味平は高校へ進学してほしいという親の反対を押し切り、中学を卒業するとすぐに家を飛び出した。料理人としての原点、だれにとってもおいしい大衆料理を目指して味平が向かった先は横浜。その港でカレーの屋台を開店する。そんな折、ひばりヶ丘では二大デパートが進出し、カレー商戦を繰り広げようとしていた。
<ここがポイント>何度も食べたくなる究極のカレー「ブラックカレー」には、なんと麻薬と同じ成分が入っていた!というエピソードが有名であるが、本編ではカレー将軍がこの料理を作り出してしまった経緯も丁寧に描かれている。数千種類あるスパイスの中には麻薬にごく近い成分のものもある、という話で、決して麻薬そのものが使用されたワケではない。『包丁人味平』は料理対決というジャンルを切り拓いた金字塔的作品であり、「カレー戦争」編は70年代の時代背景とともに描かれるビジネス対決として読んでも面白い。
<あらすじ>今どこかで何かが起こっている!!――それは1枚の手紙から始まった。謎に包まれた超常現象、ミステリーサークルが、とうとう日本にも出現!!UFOのしわざかそれとも自然現象なのか!?神秘の究明のため、我らが少年マガジンが特別プロジェクトを組んだ!!そう、MMRマガジンミステリー調査班だ!!連載当時大ブームを巻き起こした大人気作が再び読める!!
<ここがポイント>長らく続いた昭和のオカルトブームの最後を飾ったともいえる作品。世界が滅亡するという1999年を前に、様々なオカルト情報を少年たちに発信し続け恐怖で震え上がらせた。あの頃は日本中がどうかしていた。ノストラダムス大予言のほかにも、UFOや心霊現象、ムー大陸などなど、あらゆるオカルトを網羅。2000年を無事に迎えられた時、ホッとした人も多いのでは。
“驚き”の超個性派&マニアックまんが10選! ぜひコミックスでお楽しみください!