『孔雀王』登場人物・名場面紹介
『孔雀王』ではさまざまなキャラクターが登場し、複雑に絡み合っていきます。
作品をより深く味わうために、主要な登場人物についてご紹介します。
孔雀(くじゃく)
孔雀明王を守護神に持つ裏高野の退魔師。両手で「印」を結び印呪を唱える密教呪法を自在に使いこなす。普段は酒好きなうえに女好き、パチンコも好きとなまぐさ坊主の典型。
慈空(じくう)
裏高野の退魔師の長で孔雀の師匠。指導層である阿闍梨(あじゃり)の地位にある。孔雀をしのぐ法力の使い手。
王仁丸(おにまる)
呪禁道師。大暗黒天の守護を受ける式鬼使い。孔雀と直接対決の後、お互いを認め合う仲間となり、体を張って何度も孔雀の窮地を救う。
2巻から登場。
阿修羅(あしゅら)
魔神・阿修羅の血を引く。孔雀に闇の力から解放され、その後孔雀を慕うようになった。
4巻から登場。
日光(にっこう)
裏高野五輪坊の総司令官。最高神大日如来を守護神とし、並外れた霊力を持つ。
6巻から登場
黄 海峰(こう かいほう)
呪術集団「黄家仙道」の仙道士。霊剣「獅咬剣」を武器とする。
7巻から登場。
月読(つくよみ)
裏高野女人堂の主。日光の妹。月光菩薩を守護神とする。孔雀を救済する使命を与えられていた。
10巻から登場。
鳳凰(ほうおう)
元裏高野の退魔師。魔族と手を結んだことで裏高野から追放された。
10巻から登場。
裏高野の退魔師 孔雀の軌跡
名場面紹介
『孔雀王』の魅力の一つは、孔雀が闘うインパクトの強い敵キャラです。記憶に残る孔雀の退魔歴をまとめました。
駁王(ばおう)
「鎧魂(よろいだま)」からこの世に甦った駁王は、胞子をまき散らし、人間に卵を産み付け、やがて世界中を駁王で覆いつくそうとしていた。
孔雀王(巨像)との闘い
六道衆・大聖歓喜天による大魔王・孔雀王の復活を阻止するべく、孔雀は裏高野薬師十二神将と共に立ち向かう。
孔雀と王仁丸の共闘
孔雀と王仁丸はいがみ合いながらもお互いを認め合い、仲間として様々な敵に立ち向かう。合体技(合気法)「大極破」は必見。
黄幡星(おうばんせい)との闘い
凶星・黄幡星が天に現れた際に生まれた子は、この世を地獄に変える魔性の子とされた。黄幡星と因縁浅からぬ孔雀は・・・・・・。
クンダリーニとの闘い
六道衆八大明王の一人、軍荼利(グンダリ)の正体は、蛇の王・クンダリーニだった。クンダリーニはチャクラを用い嵐と王仁丸を追い詰める。
八葉の老師
地上に六道魔界を造り上げ、支配を目論む邪悪な密法集団・六道衆を司る闇の管理者。その正体はこの世の始まりから生き続ける不死の神々。
©荻野真/サード・ライン