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宝井理人先生『テンカウント』の1から10まで

城谷さん&黒瀬くんの親密度ランキング

ついに6巻でクライマックスを迎えた『テンカウント』。城谷さんと黒瀬くんの関係は一進一退で、ハラハラドキドキしながら読んでいた方も多いのではないでしょうか? ここでは、2人の愛の軌跡をランキング形式で辿ってみましょう♥

第10位友達になりました(1巻より)

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2人の新密度

出会って間もない2人が一番最初に城谷さんの不潔恐怖症について話をする場面。
自分が持ちかけた話なので仕事ではない、診察料も発生しないという黒瀬くんに、城谷さんがそういうわけにはいかないと食い下がると、黒瀬くんは意外な一言を発します。
「俺と友達になってください」
その突拍子もない提案に城谷さんは思わず笑ってしまい、この条件を承諾します。
今見てみると、声を上げて爆笑する城谷さんは珍しいですね。この頃から黒瀬くんは城谷さんの心をつかんでいたんですね!

第9位頼ってくれるようになりました(1巻より)

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2人の新密度

電車で気分が悪くなってしまった城谷さんは「床に倒れるのと 俺の方に倒れるのは どっちがマシですか?」と尋ねられて、ほとんど迷わずに黒瀬くんを選びました。
黒瀬くんの袖をちょっとだけつかんでいるんですが、それだけで城谷さんが黒瀬くんに心を許してきていることが十分に伝わりますね。
さらに他人に抱きかかえられているのに、不潔だとはまったく思わず、「あったかい」と感じて身を任せている…。
2人の心の距離がかなり近づいているように感じるシーンでした!

第8位キス未遂をしました(1巻より)

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2人の新密度

外食に挑戦するもお店にたどり着くこともできず、落ち込む城谷さん。
その様子を見た黒瀬くんはゆっくりと顔を近づけて――。
キスをするのかと思いきや、「…睫毛に ゴミがついてると思ったけど 違いました」というバレバレの誤魔化し方をして立ち去る黒瀬くん…。
よく寸前でこらえましたね(笑)。
一方、黒瀬くんのことを考えるとドキドキしてしまい、「何だこれ――」と戸惑う城谷さん…。
\恋だよ~!/と誰もが心の中で思ったことでしょう。私は思いました。
この頃から、城谷さんにとっての黒瀬くんが友達以上の存在になってきているのがわかりますね。

第7位黒瀬くんが告白をしました(2巻より)

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2人の新密度

黒瀬くんから突然カウンセリングの終了を告げられた城谷さんはショックを受け、会社にも行かない状態となってしまいました。
ところがある日届いた黒瀬くんからの「城谷さんが来るまでずっと待ってます。」というメールを見て、雨の中飛び出していきます。
心も体もぼろぼろで、弱々しく見える城谷さんを、黒瀬くんは自分の上着を巻きつけてぎゅっと抱き締めます。
城谷さんが風邪をひいてしまうと言っていますが、それなら上着を着せるだけでよかったんだと思います。
それでも黒瀬くんが城谷さんを抱きしめたのは、黒瀬くんがそうしたかったから。
そして黒瀬くんは城谷さんに、急に突き放した理由として「城谷さんのことを好きになってるって気が付いた」と告白をします。
これまでどこか気持ちが読めなかった黒瀬くんが、初めて心の中をさらけ出してくれたシーンではないでしょうか。

第6位頭と心がちぐはぐになっています(2巻より)

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2人の新密度

告白の時の宣言通り、自分に触れてくる黒瀬くんに手でイかされてしまった城谷さん。
そのことに怒っているはずなのに、食事の誘いに乗り、黒瀬くんの手を意識してしまう自分がいる。
嫌なのに…触られることを想像してしまう、心と身体がバラバラになったようなこの気持ちは一体なんなのか。
それに城谷さんが気づくのはもう少し後のお話…。

第5位水族館デートをしました(3巻より)

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城谷さんは自分たちの関係がなんなのかわからないまま、時々黒瀬くんと出かける日々が続いていたのですが、それはもうカウンセリングというより恋人同士のデートでは…と感じてしまうのは私だけではないはず。
そんなある日、城谷さんは黒瀬くんから水族館に誘われます。
イルカショーやペンギンを見て回る2人の様子はまさにデート。
黒瀬くんがペンギンの餌をわざと自分のほうに向けて投げていたとご立腹の城谷さんですが、その姿すらカップルの痴話げんかにしか見えません。
「びしっ」ですって。城谷さんかわいい。

第4位エレベーターに2人きりになってしまいました(4巻より)

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疎遠になってしまっていた2人が、偶然エレベーターで再会し、そのエレベーターが止まり閉じ込められてしまったシーン。
気分が悪くなり黒瀬くんに助けを求めた城谷さんですが、黒瀬くんに手の甲にキスしたら支えてあげると言われ…。
ためらいながらもキスをした城谷さんを、黒瀬くんはぎゅっと抱き締めます。
城谷さんは過去のトラウマから自分自身を汚いと思っていて、でも黒瀬くんはそんな自分のことをいつも褒めてくれる。
そんな黒瀬くんへの気持ちがますます大きくなっていく城谷さんでした。
この後に「うわーーん」と子供みたいに泣きじゃくる城谷さんもまた…いいですよね…。

第3位初エッチをしました(5巻より)

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2人の新密度

エレベーター事件からの帰り、城谷さんは意を決して「俺のこと…… めちゃくちゃにしてくれるんですよね?」と尋ねました。
そして黒瀬くんはこう返します。「城谷さんを一番めちゃくちゃに出来るのは俺です」
これまで触ったり舐めたりはしてきましたが、本番エッチをしたのはこの時が初めて。
快感に溺れるようにどんどんぐしゃぐしゃになっていく城谷さん、自身も高まりながらもSな態度を崩さない黒瀬くん…初エッチの細かい様子は本編を読んでいただくとして…ついにここまできたか!という感じですね。
翌朝、いつもSな黒瀬くんが、泣きそうな顔で「俺のこと 捨てないでくださいね」と城谷さんに懇願する姿に「ようやく身体をつなげたのに、まだ不安な要素があるんだろうか」とハラハラしたりもしました。

第2位初めてのキス(6巻より)

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2人の新密度

このシーンの前に、黒瀬くんがこう言ったことがありました。
「まわし飲みまだクリアしてないので キスはしないでおきますね」(2巻より)
そしてこの時、咄嗟だったとはいえ、城谷さんは黒瀬くんが飲みかけのコーヒーを飲みました。
この好機を黒瀬くんが逃すはずがない!(笑)
人気のない場所で城谷さんに詰め寄り、しまいには「キスしてみて 嫌じゃなかったら俺のこと好きって認めてくれますか?」と尋ねる…。
城谷さんはそれでも口にはできずほっぺたにキスをするのですが、その後黒瀬くんにあごクイされ、キスされます。
(結局自分からキスしてるよ黒瀬く~~ん!)
初チューだというのに舌まで絡める黒瀬くん…。
城谷さんは気持ちがよすぎて腰が抜けてしまったようです♥
はぁ~~~~尊い…。

第1位城谷さんが初めての…をしました(6巻より)

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2人の新密度

両想いになってから初めての本番エッチはとにかく甘くて、お互いを必死に求めているのが伝わってきます。
さらに城谷さんは「俺だって 好きな人に欲情する」のだと、黒瀬くんのものを舐め…!
あの城谷さんが…! 愛の力ってすごい!!!
健気にもそんなことをしてくれる城谷さんを見たら、黒瀬くんはもういろいろと我慢できないですよね。
そんな一生懸命な城谷さんも、好きだともう一回言ってほしいとねだる黒瀬くんも、2人ともかわいいです。そして尊い。
願わくば黒瀬くんの部屋の壁になり見守っていたい…。尊い。
様々な困難を乗り越えてついにここまでたどり着いた2人の末永い幸せを祈ります!