
仏画、絵巻、浮世絵――美に魅了された人々の営みを描いた歴史小説集六十路を越した老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と知り合う。絵描きを志す弟の伊平の面倒を見ることになった喜平治は、幼いながらも確かな筋の良さに感嘆するが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが起きてしまい……。(表題作「しらゆきの果て」)鎌倉、戦国、江戸、幕末時代と歴史を超えて、人々を狂わせ、神仏さえも惑わせる、あらゆる「美」の真髄を描く5つの物語装画/原裕菜装幀/長崎綾(next door design)
クーポン利用で【70%OFF】1,480円(税込)で購入できる! 6回利用可能
値引き額上限に達しています。
2025/4/30 23:59 まで有効
絵師を主人公にした作品が二つ、絵巻物を作る話、絵の破片を見て少女が生きる気力を取り戻す話(←これはこじつけすぎ?)がある。
一番好きなのは「紅牡丹」かな。苗に生きていてほしい両親と侍女の執念が感じられ...