蛍火艶夜 単話版第10話―鳴子部隊 第一編―

蛍火艶夜 単話版第10話―鳴子部隊 第一編―
New

amase

220円(税込)
クーポン利用で66円獲得する

『あいつ2日後特攻に征くんです「桜花」で』1945年4月 鹿児島。8人からなる部隊を率いる鳴子文一郎飛曹長は、取材に来ていた新聞記者に、自隊の鍵谷征士郎上飛曹の肖像を撮影してもらえるよう頼んだ。2日後、「桜花」で特攻することが決まっていたからだ。「桜花」―― 機首に徹甲弾を埋め込み、搭乗員を乗せたまま敵機に体当たりする攻撃機。その用途から降着装置はなく、「一式」と呼ばれる母機によって目標地点まで抱えられ……そして切り離される。鳴子部隊はそんな「桜花隊」8人衆であった。鍵谷の出撃を明後日に控え、にわかにあわただしい兵舎。桜を見つけた長身の隊員・園は、鳴子にひと房手渡す。それを見た鳴子は「…これあさってきーやに渡せんかな!?」と言い――。散り征く者と、見送る者――想いが交錯するとき、人はそれを何と呼ばうのか――。特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、玲瓏の第十夜。

ジャンル
ボーイズラブコミック
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
C-KANATA
提供開始日
2024/12/25
ページ数
34ページ

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】66円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/12/31 23:59 まで有効

同シリーズ

開く