
夜聖の少年〈新装版〉
発光する体。それは人が〈大人〉になる儀式のためのシグナルだった。抑制遺伝子を移植され、清廉な社会の一員となるという義務―それを拒んだ少年たちは、土竜と呼ばれていた。日の当たらぬ地下に住み、いつも腹を空かせ、秩序をまもる炎人から逃げまわる日々。しかし、そんな土竜の一人だったカオルが、閉鎖された研究室で、謎の巨人を見つけた時、封印されていた真実が解き明かされはじめる。僕は誰なのか?この世界は正しいのか?少女マリアと二人で探索の旅に出たカオルが知ったこととは…。 ※本作品は、「夜聖の少年」を加筆修正した新装版です。
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古本屋で、表紙になぜか惹かれて手を伸ばした一冊。
とても読みやすく、さくさく読めたのですが、
内容が結構ヘヴィで結構キツかったです。
マリアとのその後が気になります。
この作家にしては普通の作品。丁寧ではあるけれど、ちょっと捻りがないか。いまどき、ここまで素直なジュブナイルはそう見ない。刺激を求めたい方は避けたほうがいいかな。