AXIS 2023年2月号

AXIS 2023年2月号

AXIS編集部

1,100円(税込)
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リジェネラティブな建築の可能性と建築と環境の新しい関係を探る 特集: 環境に働きかける建築 「サステナブル」を超える、建築と環境の新しい関係性 「リジェネラティブ」という言葉が、さまざまな分野で浸透しつつあります。「環境再生」とも訳されるこのワードには、単に現状を維持するのではなく、積極的に多くの物理的システムを改善することで、より良い状態に環境を再生していくという意思が込められます。 深刻化する環境問題は、サステナブルな発想だけでは克服できない事態に陥っています。環境に「やさしい/負荷をかけない」というサステナブルなアプローチからさらに踏み込み、環境の「再生/回復」に寄与していくという、よりアグレッシブな態度こそ、今デザインに求められる姿勢ではないでしょうか。そのためには「人のため」という従来の仕組みや方法論ではなく、(社会)環境や多様な生物のためといった、より包括的かつ長期的な視点からモノづくりに取り組むことが欠かせません。 今号の特集は、そんなリジェネラティブな建築の可能性を通して、建築と環境の新しい関係性を見出していきます。 ・地球的視野から考えるリジェネラティブ・アーキテクチャーに先立つマインドセット ほか ●連載 Close-Up エットレの家●特集 環境に働きかける建築●特集1 地球的視野から考える リジェネラティブ・アーキテクチャーに先立つマインドセット●特集2 「ディジェネラティブ」から「リジェネラティブ」へ 多角的な課題を捉えるランドスケープデザイン●特集3 アラップが考える、建築と自然の新たな境界線●特集4 環境をつくり変える、リジェネラティブ・アーキテクチャー10選●特集5 自然の働きのなかに人間の働きを織り込んでいく リジェネラティブな都市の実現へ向けて●特集6 「脳科学を生かし、人間性を再生させる建築●特集7 泥の可能性と、「ケア」と「シェア」の精神●特集8 竹中工務店が見出した「木」と「古民家」の潜在力●特集9 「現象のような建築物」とは ―リジェネラティブを社会実装するために●連載 LEADERS ロッセッラ・メネガッツォ(ミラノ大学 文化・環境遺産学部 准教授)●連載 Sci Tech File 植物の美しき構造をつくる細胞間コミュニケーションの謎に挑む●連載 田川欣哉のBTCトークジャム ゲスト: 前田瑶介(WOTA代表取締役CEO)●INSIGHT 定義に抗うアフリカ・ファッション ヴィクトリア&アルバート博物館の展示を読む●INSIGHT ソニー デザインセンター・ヨーロッパによる「INTO SIGHT」 人々を巻き込み、人々とともにあるデザイン●INSIGHT イ タリアデザインの百科事典をつくる ADIデザインミュージアム館長アンドレア・カンチェラート インタビュー●INSIGHT 鉄道開業150年、高輪築堤から考える日本の産業遺産●連載 TAKT PROJECT 東北考 ハレとケの外側にある時間●連載 & DESIGN インテリア(土田貴宏)、フード(君島佐和子)、ビジネス(長谷川敦士)、アート(太田睦子)●連載 クリエイターズナビ 大島淳一郎、デレク・ウィルソン、梅原 徹、シル・シュ、中村壮志●定期購読、電子版、バックナンバーのご案内●広告目次、編集後記、次号予告

ジャンル
趣味・実用誌
出版社
アクシス
提供開始日
2022/12/28
ページ数
132ページ

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