
恋は罠のようなもの。エサをまいて、おびき寄せて。だけど食べたいだけエサを食べたら、結局みんな飽きて去ってしまう…「先生は、私のこと最後まで食べてくれますか?」「愛は食べるものではなく、育むものです」ちょっとエキセントリックで寂しがり屋の女子高生と、教育実習生。2人きりの美術室で、「育まれた」ものは…?まるで映画のような画面。「光」、「音」、「匂い」まで感じそうな卓越したセンスを持つ登田好美が、特に「季節と空気感」にこだわった珠玉のよみきりを4編収録。表題作「恋はいつも食べかけ」は春、続く3編はそれぞれ夏・秋・冬を舞台にしています。じわりと胸に響く登田ワールドを是非体験してください!
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2025/4/30 23:59 まで有効
再読。『塩崎君が触れるので』視力が弱い塩崎君と彼のことが気になっている小塚。彼はいろいろなことに敏感で、嫌がらせを受けている小塚にも気付いてくれた。塩崎くんの触れ方は性格が表れているようで優しかった。...
他の読者さん同様、私も「塩崎君が触れるので」が一番好きです。でも、全体を通していとおしくなる話ばかりが詰まっています。全てのお話に関して言える事は、「有りのままの貴方が一番素敵」だという事。そんなメッ...
登田さんは、やっばり作品の雰囲気が好きだなあ。それに加えて、この短編集に収録されている作品は、どれも「このあと2人はどうなるの?」と、気になる終わりかたをしているので、この先が読みたくなる。塩崎くんの...
表紙がとてもきれいだったし、タイトルにも惹かれて買ってみました。「塩崎君が触れるので」が一番好きでした。