
顔文字、絵文字、アスキーアート、スラング、ミーム……気鋭の〈インターネット言語学者〉が軽妙な語り口で紡ぐ、言葉とコミュニケーションの現在地!本書は気鋭の〈インターネット言語学者〉が鋭い分析をユーモラスに語った、デジタル時代の新たな言語学への情熱あふれたガイドブックである。大文字の“LOL”が小文字の“lol”になる過程でどう定義や意味が変化したか、日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか、年代によって句読点の使い方が違うのはなぜか、オンライン上での会話で語尾を伸ばすのはどうしてか(「はい~」「よろしくー」)……など、SNSやチャットなどで使われる、一見無秩序でカオティックな言葉の中にあるパターンや一定のルールをひも解き、人間の言語全般についての理解を深めていく。また、手紙や印刷機、電話といったインターネット以前のメディアが言葉に与えた影響、方言などの共同体特有の言語とネットワークの関係、スペルチェックなどのソフトウェアがもたらす言葉の変容など、進化しつづけるテクノロジーと言語の変化との関連をさまざまな角度から紹介。言語は人類にとって最も壮大なオープンソース・プロジェクトであり、インターネットはその言語に急速かつ興味深い方法で変化をもたらしている。オンラインコミュニティ上でおこなわれる会話は、次々に新しいスラングや専門用語を生み出し、目まぐるしいスピードで広まっていく。「弱いつながり」を多く生み出すことで言語の変化を早め、それがハッシュタグや面白動画がバズる現象にもつながっていると著者は述べる。言葉とコミュニケーションの変容を見つめ、言語が持つしなやかな強さと柔軟さ、そしてなによりも言葉というものの面白さと興味深さを実感できる、革新的で希望にあふれた一冊!
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2025/3/31 23:59 まで有効
現在、インターネットはもはや実社会と対立するものではなく、インターネットなしに実社会は成立しなくなっている。英語話者のツイッターの投稿やメッセンジャーなどでのテキスト会話を題材に、リアルタイムで変化し...
インターネット上での言語に関する書籍です。
英語に関する内容が中心で、日本語に関する言及はほとんど無いので、その点は注意してください。
いわゆる言語ではなく、ネットスラングとか絵文字の話が多いように感じた。そういったサブカルっぽい部分に興味がある人には貴重な本だと思う。