主人公はぼーっとしている妹好き
主人公の市井かりんは大学生。ボーっとした性格で、唯一胸をはって言えるのは、7歳下の妹くるみへの愛だけ。就活は失敗ばかりで将来に不安を感じている
妹は寡黙な美少女
市井くるみは才色兼備な中学生。でも、過去のある事件が原因で人見知りな性格に。姉であるかりんの事は大好きで、なんとか役に立とうと頑張る!
おじいちゃんから受け継いだ喫茶店「しゅろ」
なかなか決まらない就職。自分の好きを見つめ直したかりんは、倒れた祖父に代わって、お手伝いしていた喫茶店「しゅろ」への就職を決意する
おばあちゃんはお金好き?
「しゅろ」で頑張ろうと思った矢先、おじいちゃんが亡くなってしまう。そのお葬式で初めて会ったお婆ちゃんが、遺産相続として「しゅろ」を要求。喫茶店は続けられるのだろうか?
ライバル登場?
なんとか喫茶店存続が認められた「しゅろ」に、巨大やきとりチェーン「とりどり」の社長である祖母からの刺客・石居理央がやってくる。理央とかりんの間にはなにやら因縁が…?
見て歩いて地図をつくる!
壁にぶつかっても、かりんは実際に見て歩いてなにかを見つけようとする。
『高杉さん家(ち)のおべんとう』の登場人物も登場!?
『かりん歩』には『高杉さん家(ち)のおべんとう』のキャラクターも数多く登場する。成長した久留里の姿も見られるぞ!
突然家族となった、と高杉久留里の二人
先の見えないオーバードクター高杉温巳(ハル)は、長く連絡の取れなかった叔母の死を知らされる。そして、遺された従姉妹・久留里をひきとることに。
『高杉さん家(ち)のおべんとう (1)』より
二人の関係をつなぐのは、ハルがつくるお弁当
それまで会ったことのない久留里との生活はぎこちないまま。けれど、毎日お弁当をつくることで二人の日常はつくられていく。
『高杉さん家(ち)のおべんとう (5)』より
ハルは地理学の研究者
ハルは地理学の研究者として、様々な場所へフィールドワークに出かける。研究で学んだことは久留里との日常に、日常での気付きは研究に、相互に影響を与えながらハルは成長していく
『高杉さん家(ち)のおべんとう (9)』より
ハルと久留里をとりまく人々
ハルと久留里のぎこちなく始まった共同生活は、同僚や同級生とはじめとするたくさんの人と助けられていく。そんな中、ハルと同僚の研究者、小坂はお互いのことが気になりはじめるが…。
『高杉さん家(ち)のおべんとう (2)』より
そして、ハルと久留里の6年間
物語は久留里が中学に入学してから高校を卒業するまでの6年間が描かれる。6年の間にハルと久留里はどのように成長し、そして、二人の関係はどのように変化したのだろうか?
『高杉さん家(ち)のおべんとう (4)』より
©柳原望/KADOKAWA