<あらすじ>「気持ちいいのは身体のせいだ」本命とセフレの、体が入れ替わり…!? 「今の白島(本命)なら抱いても汚れはしないんだ」大学生の名塚(なつか)は、高校からの親友・白島(はくしま)に4年間片思い中。しかし、眩しく完璧な白島を汚せないと告白できず、破裂しそうな恋心を抑えるために、白島の代わりとしてセフレの瀬野(せの)を抱いている。ある日、瀬野のバイクと白島が事故に遭い、白島は意識不明に。一方、目覚めた瀬野は「俺は白島だ」と言い出した! 本命の魂が抱き慣れたセフレの体に入ったことで、名塚は「この身体なら白島に触れる」と思ってしまい――。愛しているのは心か、身体か。入れ替わり三角関係ラブストーリー。
<書店員のおすすめコメント>まず表紙イラストの神がかった美しさに惚れ惚れしてしまうのですが、ストーリーもしっかり面白くておススメです! 大学生・名塚は、親友の白島に4年も片想いをしていますが、気持ちを打ち明けられずにセフレの瀬野で発散する日々。ところがある日、白島と瀬野が事故で意識不明になり、先に目を覚ました瀬野が自分は白島だと言いだして…。混乱する名塚と白島(体は瀬野)ですが、次第にお互いを受けれるようになったころ、白島の体も目を覚まして――。奇妙な入れ替わりの三角関係ですが、実はある人の切ない想いが隠されていて…。最後まで読んでいただき、その想いの深さや一途さを感じていただきたい作品です。
(ふじやす/20代)